回帰新星アウトバースト! 一方のペルセは絶望的か | 星空観察日記

星空観察日記

郊外でひっそり彗星探し。
そして星空を観て撮る。
備忘録を含めた星空の観察記録です。
難しいことは知りませんが、撮影手法・機材を記載。
興味を持ったら、やってみる。そういう人生でありたい。
Japanese version only.

みなさま、こんばんは。

 

 

 

Twitterで流れてきた情報ですが、

回帰新星であるへびつかい座RS星が急増光(5等台)しているようです。

 

 

 

へびつかい座は、夕暮れ後の南の空にあり、日本からも観察しやすい位置にあります。

早速撮ってみました。

 

 

雲間を狙って.....

 

 

RS Oph(左:撮影画像 右:ステラナビゲータ11での同位置)

日時    2021/8/9/20:16
カメラ    Canon EOS Kiss X9i
設定    f=70mm 62.6s ISO800 F/4
望遠鏡    Sky Watcher BKMAK150 f=70mm
赤道儀    ナノトラッカー TL AS0007(SIGHTRON) 
撮影法    追尾撮影
処理    〔ステライメージVer7〕レベル調整・トリミング・リサイズ

 


ステライメージの光度測定を使い光度をみたところ、4.7等と出ました。

(※簡易的な測光です、参考程度に....)

 

 

どうやら、本当に明るくなったようですね。

肉眼で見えるようになるのでしょうか.....。

 

 

ステラナビゲータ11では、新星:Oph1898変光星ID:RS Ophとしてデータが既にあります。

 

もし私が、現在行っている彗星捜索と同じ手法で、この周辺を捜索していら.....

下の画像のように黒く浮き出て、容易に見つけ出せた.....なんてねw

とはいえ既知の新星なので、スルーしていたことでしょう。

 

中央の黒い点が今回のRS Oph

 

 

 



さてさて、期待の高まるペルセウス座流星群です。

週間予報を見ても、天候が怪しい。
現在の予報では、残念ながら極大日の観察は絶望的

 

 

 

こういうときは、晴れ優先 柔軟に対応することを考えます。
 

流星群の活動は、極大に向かって多くなります。
晴れている日を狙えば、少ないながらも流星を数えることができる。

 

 

 

”見えない”で終わるな。

 


 

今のところ、10日の夜または11日の朝が最善と考えています。

 

ん~今年も写真メインになりそうな予感.....

 

 

 

ではまた。