新緑のゴールデンウィーク
高知市に行ってきました。
卒業以来の同窓会に
参加するためだったのですが、
翌日、帰るまで
時間がとれたので
市内を散策することができました。
本当にひさしぶり
高知市内を見るのは
卒業以来のことでした。
今年は10連休だったせいもあるのか
宿泊は3カ月前予約でギリギリセーフ。
手頃なところは
すぐになくなりますね。
小規模なビジネス系の宿でしたが
ホテルの方は親切でした。
食事は別払いで
2Fのレストランで自由にとれ気がらくでした。
(休みの日あり)
数席ほどのこじんまりした店内
最近はいつも和食なので
洋食のモーニングセットを注文。
モーニングセット(洋食600円)
和食もおいしそうでしたが、
洋食にも、みそ汁がついていました。
インスタントではなく、ちゃんと
生のおとうふが入っていてうれしい。
採算上、高級な食材は使えない気がするけど
女性の方が一人できりもりしていて
心のこもった感じが伝わってきて
久しぶりにゆったりと
朝の食事をたのしみました。
コーヒーにピーナッツ2個のおつまみがカワイイ。
みかんゼリーのデザートつき。
卵は半熟でいい感じ。
もっとヘルシーでお手頃な
朝食もあったのですが
今回はぜいたくをして
お腹いっぱいになりました(^^)
上げ膳据え膳の
朝食はほんとにひさしぶりで
その心遣いに感謝でした。
全然関係ないけど
部屋でテレビをつけたら
なつかしや!
ゲゲゲの鬼太郎をやっていました。
旅先では普段見れないような
番組に出会えるものですね~
ホテルをチェックアウトし
はりまや橋界隈へ向かいます。
高知は、アンパンマンの作者
やなせたかしさんの出身地。
はりまや橋の交差点には、
石のキャラクターの銅像(?)が。
はりまや橋はとても広い交差点です。
↑写真のように路面電車が
3台クロスする時間帯があるようです。
↓ちょうど、からくり時計が動いていました。
おなじみの、よさこい祭りのテーマ曲
曲は、聞いているだけでも楽しい。
人形が踊りを披露してくれます。
10分くらい長く楽しめるからくり時計でした。
土佐のぉ~ 高知のぉ~
はり~ま~や~橋で~
ぼんさん~かんざし~
買うを~見た~
よさこい~よさこ~い
よさこい祭りの
よさこい節のフレーズは
若い人から年配の人まで
全国的に知られているのではないかと思います。
もう亡くなって2年経つようですが
昔、ペギー葉山さんが大ヒットさせた歌
といってもいいでしょう。
↓すぐ近くにある、
ペギー葉山さんの
「南国土佐をあとにして」の記念日
30分に一度、クジラの噴水と曲が流れるようです。
2012年(歌手生活60年)の時、作られたようです。
おらんくの池には
潮吹くさかなが
泳ぎよる
ていうフレーズが
学生のとき、ずいぶん豪快でホラ吹き~
なんて思ったものです(^^)
↓電停にちょうど、なつかしの
路面電車が止まりました。
今は、いろんな色のが走ってますが
これは私がいたころから
変わってないデザインのものでした。
さて、横断歩道を渡って
学生のころ、あまりのイメージの違いに
驚いた、はりまや橋へ向かいます。
はりまや橋って、
歌でもよく知られ、かなり有名なので
期待に胸ふくらませて行くと
えっ?と驚いたりしたのは、私だけでしょうか。
昔の橋はもっと地味で
イメージのギャップが大きかった気がします。
わたしの思い出ですが。
はりまや橋、
今はきれいにお化粧されています。
髪のないお坊さんが
かんざしを買った当時は
どのような橋だったのかわかりませんが
今は、こんな橋です。
はりまや橋交差点は、
地下道を通って対岸へ行くこともできます。
時間の関係でくわしく見なかったですが
地下広場に昔の橋が残されているらしいです。
橋のかかる堀川は
今はきれいに整備され
水の流れる公園という感じです。
高知は、街路市もよく知られています。
朝市ではなく、
夕方まで一日やっている市です。
この日は運よく5月5日の日曜日。
昔を思い出し、行ってみることに。
今は土曜市がなくなっているようで
月と土曜以外どこかしこで開かれています。
高知は中心部に商店街が広がっていて
帯屋町とか、色々名前がありますね。
はりまや橋 京町商店街入り口・左はしに橋のらんかんが見えます。
商店街へ入っていくと
ちょうどゴールデンウィークのイベントに遭遇。
屋台がたくさん出ています。
花があちこち豪華にかざられ
めっちゃきれいでした~
「こじゃんと」は
すごく、とか徹底的にというような意味らしい。
四国も山ひとつへだてると
瀬戸内海地方とは
全然,気候風土・言葉が違っていて
はじめて聞いた時はカルチャーショック。
とても新鮮だったのを覚えています。
南国というだけあって
陽ざしが強く
ゴールデンウィーク頃
まだ4月だったと思うのですが
桂浜でバレーボールをして
腕が真っ赤に日焼けし
皮がボロボロはげてしまった思い出があります。
若かったですね(^^)
植え込みには、清楚なバラも咲いています。
イベントステージ
たくさんの人出でした。
ここの広場は、夜おそくまで
ずら~っと屋台が並んでいます。
ゴールデンウイークということもあってか
深夜までたくさんの人でにぎわっていました。
みんな楽しくて
気分いいんでしょうね~
帰り際、若い人たちに
ホテルへの道をたずねたんですが
親切に教えてくれました。
「どこから来たんですか?」
「松山から」
「高知の方が都会だよ~」
なんて陽気にいってて、
わたしも、楽しく聞き流しました。
たしかに、この夜の人出は
何事かと思うほど人が多くて
都会でしたね~
でも、高知も松山も
都会の殺伐とした雰囲気がなくて
一人で歩いても
ほわんとした温かさがあるところです。
商店街でこんな看板を目にしました。
関東や関西から高知へ来るなら
今は、飛行機の方が便利かもしれませんね。
こちらは別の踊りのグループ。
出番待機中のようです。
街路市(日曜市)の通りへ入ります。
新緑が美しい
すごい人で、身動きできないくらい。
通り抜けに時間がかかりそうなので
予定変更して、先にお城を見ることにします。
電車通りに平行して商店街があり
その商店街に平行して、
日曜市の通りがあります。
はりまや橋から、高知城までは
散歩がてら歩ける距離です。
高知城の入り口・追手門に着きました。
お堀もありますね。
すいれんが咲いていました。
高知城は平らな場所にあるように見えますが
高知市の中心部、
大高坂山(標高44.4m)にあるそうです。
あちこちに積み上げられた
石垣がみごたえあります。
よいお天気で
新緑が美しく
どこにいても気持ちよく楽しめます。
もみじの若葉がすばらしい。
こちらは広場になっていて
お花見の季節はとてもよさそう。
お城の眺めもよい場所です。
下をのぞくと、
初代城主・山内一豊の妻の銅像
(コンデジ望遠で)
夫を出世させた賢婦人として有名ですね。
自分の持参金10両で夫に名馬を買わせ
豊臣秀吉の目にとまり
関ケ原の戦いの功績で
静岡県遠州掛川6万石から、土佐24万石に出世しました。
↑高知ではアイスクリームを
アイスクリンと呼んで売ってます。
とてもよい天気にめぐまれ
石段を上っていると
汗ばんできて5月の風が
とてもここちよい。
おなかいっぱいで
食べれないのが残念でした。
本丸と天守に近づいてきました。
天守
高さが18.5mあり、ここまで上がると
高知市内が一望できるようです。
全国で唯一、本丸の建造物がほぼそののまま残っており
貴重な文化財だそうです。
高校生以下は無料のようですが
中の見学は有料です。
下へおりる門のところ
ここからでも、けっこう市内が見渡せました。
近代になって
傷みのひどいところは修復されているようですが
鉄の防御ヤリ?
迫力あります。
植え込みの松の手入れがすばらしい。
ピンクの灯篭とくらべると感覚がつかめますが
かなりの高さのある松の木。
どうやって手入れするんでしょう。
クレーンでしょうか?
大木のてっぺんまで
きれいに葉が整えられて関心します。
高知城入り口の追手門までもどり
日曜市を通りながら
帰りのバス停のある
はりまや橋へ向かうことにします。
日曜市は
追手門前を始点に1kmほど続いています。
植木や野菜、衣料、生活用具、食料品など
いろんな業種の店がならび、楽しめます。
刃物屋さん
土佐の文旦は有名です。
ナツミ(カラマンダリンの親の雄・雌が反対の品種)
味やみかけは、全く同じで
判別つかないそうです。
我が家の収穫も、終わったところです。
生きたお魚(ペット)も売られています。
こちらは食べるお魚
いろんな干物があるものです。
買いたかったけど、荷物になるので断念。
加工食品
とってもオシャレでした~
時間があれば、もっと見たかったですね~
店主さんが留守で残念です。
大判焼きの店
学生のころ、メチャおいしい
お店があったのを思い出す。
買いました。1個100円。
最近、必須のオメガ3系の油がとれるというエゴマ。
キビ粉も珍しいのでほしかったんですが
荷物になるので、悩んでエゴマだけ買いました。
炒って、ゴマあえですかね~
高知は芋ケンピ(いも菓子)も有名
おみやげにこれだけ、買いました↓
帰りの時間も近づきました。
近くの公園でバスの時間まで休憩です。
はりまやバス停
この日は、20分遅れで乗り
けっきょく渋滞で一時間遅れで到着でした。
でも、だれもイライラしたり
送れてることに文句いう人もいなくて
関心してしまいました。
四国の高速バス事情って
久しぶりの利用で
全くわからなかったのだけど
昼間の時間帯だとGWでも
ほとんど相席なしで乗れていた感じです。
途中の山中の新緑が
ほんとうに、きれいで
見ていてあきませんでした。
行き(キャノンコンデジ)
この時期は本当に、いろんな色の緑があります。
昔なかった高速道路が通り
ルートがかわり、バスの設備も変わっていました。
トイレがついているので、
途中の休憩駐車もないのですね。
松山・高知間は
イヨテツバスとJR四国バスの2社が運航し
時間や、切符の購入の仕方や設備も違いがあります。
帰りのJR四国・大型高速バスの
運転手さんは女性でした。
ちょっとかっこいいけど
一人でお客さんの重い荷物を入れねばならないし
楽な仕事ではないですね。
バスにスマホ充電できるコンセントがあり
助かりましたね~
WIFIもあったようです。
帰り(スマホにて)
みかんの収穫が終わるか終わらないかの
微妙な忙しい時期で、
参加を迷いましたが
人生のリタイアの節目を迎える時期の同窓会。
今みんなに会わないと
次はどうなるかわからないなぁ
という思いもあり
思い切って参加しました。
昔と印象のかわらない人もいたし
道で会っても気づかないだろう人もいたり。
でも、会って言葉をかわした途端
一瞬で昔に戻ります。
そして、もうこの年齢になると
若い時の出世とか競争など
お互いなんの関係もないのですね。
人生山あり谷ありだけれど
それを乗り超え
こうしてまたみんな元気で再開できたことが、
とてもうれしいことでした。
感謝