虹![]()
が2つ!
見えますか?
虹が2つ見える現象を指す言葉は無いようですね。あっても良いようなものですが、なぜ無いんだろうか?
でも、どうやら、それぞれの虹には呼び名があるようです。2つの虹のうち、明るくてはっきりとした小さな方を「主虹」、色のぼやけた外側の大きな方を「副虹」といいます。
写真を良く見てもらうと気づきますが、主虹の色の並びは外側が赤、内側が紫です。
また、副虹の色の並びは主虹とは反対に、外側が紫、内側が赤になっています。
虹は、雨上がりなどの大気中に適度な大きさの水滴がたくさんあると、この水滴に太陽光が入射します。その中で屈折・分光、反射が起きますが、この水滴から出てきた光を見ると虹に見えます。 (太陽-水滴-観察者の角度が大事です。)
また、水滴に光が入射すると空気と水の屈折率の差によって光が屈折しますね。
この屈折するときに波長によって角度の差ができます。短い波長(紫)は、長い波長(赤)に比べて大きく曲がります。
さらに、入射した光は、①水滴内から出るものと、②反射して内部を走るものができます。
①の水滴内から出てくる光の中で、太陽光の向きと逆の方向に出てくる光が、主虹の元になります。
そして、②の水滴(①の水滴からさらに反射する光)が副虹のもとになります。
主虹と副虹の色の並びが逆転するのは、副虹は主虹に比べてさらに一度反射してできたものだからです。
また、副虹は主虹に比べて反射の回数が多いことから明るさを減衰させているために、主虹に比べて暗く見えます。
