こんにちは
人生ハイ・マネジメントコーチ
高野慎吾です。
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ありがとうございます。
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▶3分動画はこちらです
今日は、私達の面白い心理の話です。
1.行動と性格
こんなケースはありませんか?
だらしない服装で歩いている人を見かけると
「みっともないね、あの人。
きっと性格もだらしないんだろうな」と思う。
乱暴な物言いをする人に出会うと
「凄い口調だね。性格も悪そうだ」
そう思ってしまう。
とかく私達は
他人の行動や振る舞いを
その人の性格と結びつけがちです。
もちろん私もそうでした。
時間にルーズな人に出会うと
「約束が守れない、いい加減な人」
そう思いがちでした。
でも、よくよく考えると
自分の行動については
自分の性格とは結び付けません。
例えば、イライラして
周囲に八つ当たりした時は
その原因を相手や環境、出来事のせいにしますよね。(笑)
なぜでしょう?
おそらく私達の遺伝子の中に
「自分のミスや間違い、非は認めたくない」
そんな心理が隠れているのではないでしょうか?
2.集中力は15分が限界
私達が最も集中できるのは
15分が限界だという事を知っていましたか?
ただ、少しメリハリを持てば
30分とか45分位は大丈夫だそうですが・・・
確かに、同時通訳などは
3人一組で、1人一回15分です。
なぜなら、目や鼻、口などの五感のうち
耳の神経だけをフルに集中させるからです。
それだけ集中力が半端ないのだと思います。
また、小学校の授業やTVのドラマなども
1コマ正味45分です。
こうした15分、45分リズムは
私達の脳が90分の周期で
覚醒度が変化しているからだそうです。
その証拠に、私達の睡眠にある
レムとノンレムも90分で入れ替わりますし
1日24時間も
90分リズムが16回分となっています。
何かに集中するときは
このリズムを大事にしながら
適時休息を入れたいものですね。
3.習慣化にかかる時間は66日
人は習慣化の生き物と言われます。
歯磨きや食事をする。
毎日、運動をする。
時間があるとスマホをいじる。
全て無意識にやっていますが
全て習慣のなせる業です。
そこで、ある行動を習慣化させるには、どの位かかるのか?
これを検証した調査があります。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの
フィリッパ・ラリー博士です。
21歳~45歳の学生96人を対象に
衣食住、運動など
本人が習慣化したい行動を毎日12時間続け
習慣化した日数を調べたものです。
平均結果は66日でした。
ただし、運動を続けた人は
お昼にデザートを食べる習慣を目指した人より
1.5倍かかったそうです。
もちろん人によって個人差はあると思いますが
まずは66日間を目指して
簡単なことから習慣化するのが一番の近道だと思います。
4.顕在意識と潜在意識
顕在意識とは
自ら決意したり、判断したり、選択する心の領域(意識)
潜在意識とは
自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。
心の奥深い層にひそんだ意識のことです。
そして、この潜在意識が
私たちの行動の97%を支配していると言います。
例えば、私達が新たなことに
チャレンジするのを恐れるのは
過去の失敗を通して味わったショックを
和らげるための自己防衛という
潜在意識が働くからだそうです。
なので、この無意識の潜在意識を
ポジティブなものに変えるよう
継続的に顕在意識を活用し
失敗は成功の母と思えるほどに
チャレンジを続けられる人は
自らの可能性を無限に開花できるのではないでしょうか?
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人生ハイ・マネジメントコーチ
高野慎吾(たかのしんご)