実はMystを知らないですが、やってみましたObduction。
タイトルは造語で、ob- 内側に -duction 導く ということでなかなかに示唆的……
かつabductionとも似てかなり良いタイトルだと思います。
なにせ、突然不思議な世界に拉致される、という始まり方なので……
ジャンル:パズル・謎解き
ゲームシステム:1人称自由探索型
難易度:無茶なものがない分、絶対無理!てことはないです。
時間:10-15時間
時間はヒントのオンオフ等でかなり変動します。
以下感想です
良かったところ
・パズルの質が良い!!!
不条理なものもまずないし、ほとんどが良く観察してとりあえず動かしてみれば解けるのでマジそういうの助かる
それ求めてた
・SF的な世界観の割に長ったらしい説明が少ない
出来るだけ"感覚"で分からせようとしてくる
「見ればわかる」「やってみればわかる」という感じでゲームとはかくあるべきですね……!楽しい
良くなかったところ
・Steamで日本語がサポートされていない
↑ホンマこれにつきます
Steamのストアページのコメント欄に日本語化パッチのアドレスがあるので、余程英語に自信があるとかでなければ必須です。長文も多いのでね。
でもこの日本語化パッチも万能ではなく、だいたい訳されているのは7、8割くらいでしょうか……パズルは解けるんだけどなー
どうやらPS4版では日本語があるそうで……しかも日本語ガイドなるものも付属するそうで……良いなあ
……PS4版も買ってやろうかな
・触れる場所が分かりづらい
どこが動かせるスイッチでどれが触れるオブジェクトなのかほんとわかんない
これは設定からヒントをオンにする事で光らせることができるんだけど、矜持との戦いよの……
実績には関係しないのでまぁオンにすると良いです。
実績について
わたし、セーブの仕方が最後までわからなかったんですよね。ロードはあるのに。ないのかな。
ほとんどはストーリー実績です。
また、「全てのメモを見つける」のようなアイテムコンプリート型の実績はないです。
クリア後はクリア直前のデータに戻れるので、ストーリー分岐も後から楽しめますし、イースターエッグも後から取りに行けます。
ただ一つだけ、取り返しのつかない実績があり、気になるものは壊す前に全部調べましょうねという教訓に尽きます。
たしかに、正解の行動をしたら「ピンポーン」と音がなるようなパズルではないですし、ひたすら観察に裏打ちされた地に足のついた探索が必要です。
でも正しい道に進んでいれば自然と雄大なBGMが流れ、なんだか映画の主人公になったような没入感がありますね。
このタイプのゲームは個人的にThe Witnessを念頭に置いてしまいますが、あそこまで細部に緻密に練り上げられたワールドではない。ミニパズルの集合というよりは大きめのパズル、SF的な世界を紐解いていくようなイメージのゲームで、これはこれで1つ小説を読み切ったような爽快感があります。
とても面白かった
まあ、やるなら絶対の絶対にPS4版が良いです。
Mystもまたやりますね