新潟県間瀬海岸の沸石など | 屋根裏部屋通信(風の呟き)

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間瀬海岸は、古くから沸石の産地として有名な場所でした。

私も、最初の沸石の採集はこの間瀬でした。

 

 

方解石  65x45x65

 

 

晶洞に小さな犬牙状の方解石とソーダ沸石が共存しています。

小さな結晶ですが、結構お気に入りです。

 

 

方解石  110x70x40

 

 

魚眼石  55x50x30

 

魚眼石は、青く色付いた物や美結晶を産したそうですが、なかなか見つかりませんでした。

 

 

輝沸石・方沸石  45x35x30

 

拡大画像

 

菱沸石は、菱面体のもののほかに、ハーシェル沸石と呼ばれる六角板状に双晶したものが

産出しています。

 

 

方沸石  60x25x30 

 

 

方沸石  60x40x20

 

 

方沸石  30x15x15

 

方沸石は、大きさを問わなければかなり大量にありました。

 

 

ソーダ沸石  50x30x20

 

 

ソーダ沸石・方沸石  60x40x30

 

 

ソーダ沸石  45x30x30

 

ソーダ沸石も多く産出していましたが、枕状溶岩の中心部にあるため脆い針状の結晶は、

採集時にみんな剥離して坊主頭のようになってしまいました。写真のものは小さな結晶

ですが、唯一上手く採れたものです。

 

 

ソーダ沸石・方沸石  180x120x140

 

 

ソーダ沸石  50x50x40

 

 

 

 

 

トムソン沸石・方沸石 A  50x30x30

 

 

 

トムソン沸石・方沸石 B  

 

 

 

 

 

ソーダ沸石は断面が正方形なのですが、トムソン沸石は横に伸びた板状結晶ですが、

小さなものですと見逃してしまいそうです。

 

 

この産地も今では良品が採れなくなったようですが、護岸工事などの何かの拍子に採れるようになるかも知れません。油断なく見張っていることも大切です。