同じ種類の自化が二つ以上あると、その自化がある宮同士が繋がっているとして、その宮達は、串聯している、と言います。
同じ種類のが二つ以上あっても、間に他の種類の自化がある場合は繋がらないとして、串聯しているとは言いません。
基本的に、欽天四化では、自化というもの自体が良くないもので、無い方が良いとされています。
でも、良くないけれど、他の宮と串聯していると、自化によって出ていってしまった物が、繋がっているそっちでまた受け取れますよ、みたいなイメージなので、串聯になっていると良いですよ、と言われております。
だから、他宮と我宮の串聯だと、自分のものが他人のところに行ってしまうかもしれないので良くないですよ、でも、我宮同士の串聯だと、出ていったものがあっても、いつかまた自分で受け取れるかもしれないので、Okなんですよ、
というのが、基本の意味だと思います。
命盤に串聯のある人は多いです。私の体感では、無いよりある人の方が多いような気もします。
鑑定や講座で、この串聯の事を読み解いてお伝えしていくわけですが、いつも本当に深い話になりますね、、。
でも、出ていくけど、ここで戻ってきますよ、みたいな話、全然してないような、、
良い良くないとか、そんな事ではくくれない、複雑な意味がいくつも絡んでいます。
串聯のある宮の事では、何かしら、命主さんにとって大きな出来事が発生していますから、その事について話題に上ります。
で、宮同士の関係性を考えていくわけですが、
やっぱり皆さん深く納得されます。
吉とか凶で分けられる場合もありますが、そういうようなものじゃなくて、宮同士が深い繋がりがあって関係性を構築していて、どんな関係性なのか?
好ましいのか、好ましくないのか
受け入れたいのか、受け入れたくないのか
なんで関係が繋がっているのか、その理由など。
占う側(ツツイ)的には、自化が単体でポンっ、とあるよりは、宮と宮がくっついて連動して事象発生しているから、読み解くためのヒントが増える感じなので、串聯している方が意味が取りやすいな、と最近は思っています。いつもいつもではないですが、、
串聯って、こことここの宮の串聯ならこういう意味ですよ、みたいな定形パターンに、はめ込んで読み取れれば楽なのですが、そういうものでもなく、
紫微斗数という命術は、定型の枠で読めないところに大いなる意味が詰まっているのだなと思います。
そういう深いところ、微妙な所は、やっぱり少し自分で学んでみた方が、より深く納得が行くようです。
ロジカルに理解する事で、起こった出来事の必然性を心に深く落とし込む事が出来、次のステップに進みやすいかな、と思います。
講座ではなく、鑑定でも、そのあたりはお伝えする時に、重視している部分ではあります。
♡鑑定もやってます
ツツイの紫微斗数鑑定 (google.com)