ワークショップ振替開催しました! | 和の会 BLOG

ワークショップ振替開催しました!


この度の東日本大震災におきまして被害にあわれた皆様に

心よりお見舞い申し上げます。


また、震災に伴い3/12(土)に予定しておりましたワークショップを

急遽中止いたしましたことを、改めてお詫び致します。



クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

地震の影響で一度中止させて頂きましたワークショップを

4月16日に振替開催しました。


諸般の都合で、10時から1時間の短縮バージョンで実施となりましたが

多くの方にご参加いただきました。


皆様ありがとうございますコスモス


前半はシテ方宝生流能楽師 澤田先生による「鉄輪」の解説です。


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とっても朗らかな雰囲気ですが、

浮気夫を呪って、貴船神社に丑の刻参りをしていた主人公が

社人から神託を受け取り、鬼に変わっていく・・・

そんなこわーい話をしていますオバケ


後半は和の会恒例の能装束の着付けをお見せしました。


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上の写真はカツラをつけて結っていることろ。


シテ方宝生流能楽師佐野先生(右)と同能楽師高橋先生(中央)、澤田先生(左)が

テキパキとシテ(主人公)の衣装を着付けてゆきます。


長く鍛錬を積んでいらっしゃるだけに、着付けの動作も美しい!

毎度見とれてしまいます

↓こちらは、いよいよ鬼の完成。

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「鉄輪に火を灯して頭に載せ、顔を赤く塗り、

赤い着物を着て怒る心を持てば、鬼となって願いを叶えることができる」

というご神託のとおり、鉄輪(今で言う五徳)を頭に乗せるところです。


写真では分かりにくいですが、カツラの毛を少し引っ張り出したりして、

「狂気」を演出しています。


こんな姿で、真夜中に貴船の森を走っていたら・・・

本当に怖いですねガーン


モデルを引き受けてくださったお客様、有難うございました。


いよいよ10日後に迫った

第四回和の会主催 宝生流能楽公演「体感する能KANAWA-鉄輪-」 では、

ワークショップでお見せした衣装とは違うものが見れる・・・かも?とのことです。


また、「鉄輪」の他に「女郎花」「班女」「墨塗」など、

京都を舞台にした男女の悲恋物語をお楽しみいただけますので

ぜひ4月30日(土)に宝生能楽堂へお越し下さい!


一同お待ちしております。


チケットや公演の詳細は和の会ホームページ をご覧下さい。