家の周りの住宅もだんだん変わってきました。
斜め向かいの家か新しく建ち落ち着いてきたかと思ったら、その裏の土地が売れたのか現在建築中です。
そして今度は反対の斜め向かいのお家が建て替えとなり、また工事が始まります。
少し前に挨拶に来られました。目の不自由なお母さんと娘さん(私と変わらない年齢)と二人暮らし。
仮住まいに引っ越しもされて、今はもう空き家です。直に解体も始まるでしょう。
実家に行った時、父にこの話をしました、
実家がある住宅地は、昔とほとんど変わっていません。
父曰く「みんな先立つものがないんや」と冗談ぽく言いました。
そして「2人(高齢の母と娘)やのに建替えするんやなぁ。もうそんな馬力(行動力)わしにはないわ」と呟くように言いました。
続けて、「お前もようやったな」と言われました。
もう私には、実感が何も残ってないので特に感じることはなかったですが、今の時点で行動できるかと考えたらできるとは思えません。
やはりあの切羽詰まった時だったから、何かに駆り立てられる時だったから、なんとか今の場所ができたのかなと思います。
父とこんな話をした時、「実家の処分をいつか私がしないといけないのか」と内心思いましたが口にはしませんでした。
私の馬力がその時まで残っていればいいのですが………(あ〜やりたくない……)
今は、母のこと、修行のことでいっぱいなので家の事は考えない(考えられない)ようにしてます。
主人とくだらないことで笑い合った日々に戻りたい。