今日で1月も終わりですね・・・
あとひと月余りで、私は68になります。
いよいよ来たかという感じ・・・
何となく死神が近寄ってきているような気が致します・・・
今のところ、頭と顔以外、特にこれと言って命にかかわるような悪いところはないと思うのですが
タレントの見栄晴(みえはる)さん、57歳が、下咽頭がんのステージ4と公表されて驚きました!!
ステージ4では、一般的には、咽頭の全摘となるそうです。
声帯を失うのと、鼻や口呼吸が出来なくなるので、喉に呼吸用の管を付けるそうです。
シャワーを浴びたりするとき、この管にお水が入ったりしたら、肺にお水が入って命にかかわるので、かなり辛い状況になると思います・・・
声を失ってしまうと、緊急時に、自分で救急車を呼べなくなります。
ただ電子式の人工音声装置があるのでそれでなんとかなるのかも・・・
しかし、なんでステージ4になるまで、ほっておいたのだろうか?
毎年、胃カメラ検査を受けていれば、もっと早く見つかったはずなのですが・・・
一番の原因は、お酒とたばこだそうです。
私はタバコは13年前にやめてもう吸っていませんが、お酒は2年ぐらい前まで、週に1,2度程度、毎晩1合ぐらいを飲んでおりました・・・
もう怖くってお酒は飲めないです。
胃カメラ検査は毎年受けております。
軽い慢性胃炎と、グレードが一番軽いMの逆流性食道炎が御座います。
実は私も人の子とは言えません
42歳の時に、突然の凄まじい腹痛で、救急車で病院に担ぎ込まれ、潰瘍性十二指腸穿孔で、緊急手術を受けました。
それはそれは、凄まじいほどの激痛で御座いました!!
ベッドの上で手術を待っている間に、はじめは右下の腹痛だったのが、なぜか、次第に左上の胸あたりまで痛くなり、しかも、息を吸うたびに、胸の内側をアイロンでジュウジュウと、焼かれるような物凄い痛みで、息も出来ず、呼吸が出来なくなり、あまりの苦しさに、ベッドの上で、天井を睨みながら、幽体離脱を試みました!!
もはや、これまでか・・・と、死を覚悟いたしました。
胸の内側が焼けるように痛くなってきたのは、十二指腸に空いた穴から噴き出す胃酸や膵液が、内臓や腹膜を溶かし出していたからのようです
恐ろしい・・・
息苦しくなって気が遠くなりかけた時に、看護婦さんの「手術の準備が出来ましたよ!」の声が、天使の声に聞こえました!!
「助かった・・・」と、嬉しかったです・・・
手術が嬉しいと思うなんて、おかしな話ですが・・・
手術は1時間で終わりました。
十二指腸に6ミリの穴が開いていたそうですが、胃の周りの脂肪である、「たいもう」とかいうもので、ふたをして、10リットルのお水でお腹の中を洗って終わったそうです。
しかし、その後1週間は飲まず食わずの絶食でした。
4,5日後、なぜか口の中が、何故か点滴の甘い味がしてきました・・・
後で聞いた話ですが、私はすでに腹膜炎を起こしていたそうで、あと6時間手術が遅れてたら私は死んでいたそうです・・・
もっと早く病院に行けばよかったのですが・・・
下血をしても、口から血を吐いても、病院には一度も行かず、仕事を続けていたのがまずかったです
毎日、おなかが痛く、37度の微熱があったのに、我慢しておりました・・・
おそらく、貧血で熱が出ていたんだと思います・・・
退院後、ピロリ菌を除菌したおかげで慢性胃炎がかなり良くなりました
というか、ほとんどないぐらいです・・・
入院したおかげでピロリ菌の除菌が出来ました。
もしも、潰瘍性十二指腸穿孔にならなかったら、ピロリ菌を除菌せずに、今ごろは胃がんになって死んでいたかもしれません・・・
皆さんもピロリ菌の除菌を一日も早くして下さいね。
胃がんの一番の原因はピロリ菌なんだそうですよ・・・