仕事の移動中のラジオでイスラエルがイランに向けて報復攻撃を実施し、東証が1200円をこえる急落になったとの速報がアナウンスされていた。ミサイルが発射されたとの推測が流れたものの、どうやら自爆型ドローンが核開発施設が集中するイラン中部のイスファファンに向けて発射され、防空システムが作動したというのが真相のようだ。イスラエル・イラン間での直接の報復戦闘は未曽有の事態でありマーケットでは、想定外と受け止められた模様。マーケットの衝撃はイスラエルの報復攻撃が発出もとになっているとの見解は確かだが、それより以上に米国の年内利下げを決断できないほど深刻なインフレと高金利がこの先も継続する状況を前委にしてのマーケットの動揺を反映しているというのが正鵠を得ているのかもしれない。

押し目買いのチャンスのようにもみえるし、ナンピンかいで傷口を広める顛末になるとも判断できるだけに、シビアな状況はしばらく継続するとも考えられる。インペックスやエネオスなど私のPFの20%を構成する銘柄は、おもったほどあげていない。

JTはほとんど動いていないし、損保株もそれほど下がっていないので個人的にはあまり評価額に変動はなかった。

銀行株はさげているものの、利上げ観測が現実的になっているのでホールドしておいても問題はないと判断。

暴落局面を経験するのは二回目、今回は分散投資の意義を確認できたのは収穫としたい。ゴールド関連の投信はさらにスポット購入を検討しています。昨日注文したのは、SBIのと”サクッと純金”という銘柄。さすがSBI、コモディティ投信にしては手数料が低いのが魅力。ただし気になるのは設定されてからまだ日が浅いということ。

週明けからの日本株は三菱HCキャピタル・JTや損保株は単元未満株を活用しながら押し目買いを狙います。

S&Pが暴落するようなら、成長投資枠の残り33万円を活用してスポット購入するかも。投信の積み立て予定にへんこうはなし。

円安へのヘッジとして、米国の高配当ETFの購入も検討しています。それにしても直近でSPYDはほとんど基準額があがってないというのは考え物です。コロナ暴落の時に少しだけ仕込んで、分配金も数回受け取ってしょぼい値幅で手じまいしたものの、当時とあまり基準額が変わっていないというのは投資先にするのは厳しいかと。王道のVYMあたりかな。