健保の保養所「南禅寺倶楽部」に、別れを告げに行く… | ほしちゃんの日記。

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健保組合員が利用出来る保養所の中に、京都の「南禅寺倶楽部」があるのだが、老朽化のため今秋で営業を終了する、との知らせが入った。
私も家族サービスや職場の研修旅行で何度も利用しただけに思い入れがあり、終了前に一度行っておかねば、と昨夜泊まったのだった。
入り口左にある池には、優雅に鯉が泳ぐ。
全5室しかなく、閑静そのもの。
部屋も、この通り美しい。
窓から見える、南禅寺界隈。
風呂は露天こそないが、このように開放的で快適。
昔は夕食のデフォルトがすき焼きだったが、経営が変わった事もあり今は会席のようだ。
まずデフォルトセッティング。
先付に、豚しゃぶが鎮座。

ここは、京の地酒飲み比べセットだ。
左から招徳、英勲、月の桂。
どれもキリッとして、飲みやすい。

京都なのに、と言ったら失礼だが、なんと子持ちカレイの煮付けが来た。
考えたら京都府北部は日本海に接しており、京都の宿で魚をいただけても何ら不思議ではないのだが実にいい味だ。

メインディッシュらしき、ローストビーフ。
揚げ出し豆腐に、京都らしく万願寺とうがらし。
保養所なので我々健保組合員は一泊2食5,000円ほどだが、結構なご馳走であった。

朝は朝で、南禅寺らしく湯豆腐が出て来た。
7月は海の日3連休があったが、全て仕事だった。
7/25(木)26(金)29(月)の3日間だけで、13時間を超えるサービス残業。おとといも泊まり明けで東京日帰り往復と、激務を極めていた。
私は趣味のひとつに料理があり、週末は必ず料理というクリエイティブな作業をしてリフレッシュしていたのだが、それすらもやる気力をなくした。
移動疲れのない近場で、風呂に浸かって冷房の効いた部屋でビール飲んで寝転がり、食事もおまかせ。しかも安く上げたい…
という要望を全て満たしてくれたのが、今回の「南禅寺倶楽部」だった。それだけに、老朽化を理由になくなってしまうのはとても残念である…