皆さんこんにちは。
神戸市灘区六甲道の個別指導塾、
WinStar個別ONEの北浦です。
肌寒い夜が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
つい先日、
地震予想の権威と言われる先生が「限りなく近い未来に大地震が起こる可能性が非常に高い」という発表をしていました。
御嶽山では今も自衛隊の方々が命をかけて頑張ってくれていますが、
火山に限らず地震も台風も、
日本は世界的に見ても天災の極めて多い国。
(世界の自然災害の何割かが日本に集中してるなんてデータもあるみたいですね)
皆さんもどうか、
「うちは大丈夫だろう」なんて思わず備えていて欲しいと思います。
さてさて。
今日の本題です。
先日家の近所をランニングしていたときに、
偶然同じくランニングをしていた元従業員の各務さんに会いまして。
少しの間一緒に走っていたんですね。
その日はボクはお休みをいただいていたのですが、
各務さんが偶然教室に遊びに行ってくれてたみたいで。
その時にある生徒さんのグチを聞いたそうです。
「最近部長(←北浦のこと)はBちゃんと私を比べるからイヤだ、ってAちゃんが言ってましたよ~」
と。
確かに、
思い返すとAちゃんの前で同じ学年で頑張ってるBちゃんのことを何度か褒めたことがありました。
自分としては「Bちゃんはこんな風に頑張ってるから成績が上がってるんだよー」とBちゃんの姿勢を褒めることで、
Aちゃんも負けじと頑張ってくれたらいいなぁというつもりで言っていました。
でもAちゃんからすると
「Bちゃんと私、比べられてる」
と感じてしまったみたいで、
結果ボクはAちゃんの信頼を失いかけてしまったようです。
話を聞いた翌日、
ボクはすぐにAちゃんを呼び出して謝りました。
Bちゃんと比べるつもりはなかったこと、
AちゃんもBちゃんも同じように大切な生徒だと思っていること、
そして2度と「比べられてる」と感じさせるような行動はとらないこと、
そのようなことを伝えました。
話を聞いていたAちゃんは徐々に涙目になりつつも、
「ううん、先生もう大丈夫やから!ありがとう!」
と言ってくれ、
その後はまた以前のように色んな話をしてくれるようになりました。
Aちゃんにはホントに申し訳なく、
またボク自身まだまだ甘かったなぁと痛感してしまう出来事でした。
そもそも子供というのは、
いや子供に限らず誰しも、
人と比べられた上でダメ出しされるのはイヤなもんですよね。
でもついつい、
「お兄ちゃんは出来たのに何であなたは…」
とか
「○○君を見なさい。あんなに真面目に授業を受けてるのに。」
とか言っちゃうモンなんですよね。
自分より優れた対象と比べられ続けた子がどうなるかというと、
・自己肯定感が弱くなる
・居場所を感じられなくなる
・自分は必要ない存在だと思ってしまう
そんな子になってしまうんじゃないかなと思います。
自分でも散々分かってたつもりだったのに、
そんなことは決してしないと心に決めていたつもりだったのに、
結果生徒に悲しい思いをさせてしまいました。
昔読んだ本に、
「立派な非行少年の作り方」なんていうフザけた内容が書かれてました。
「その子の言うことを常に否定し続けましょう」なんてことが箇条書きされていたのですが、
その中にまさに「他の兄弟と比べてその子のことを否定しましょう」なんて書かれていたのです。
コレ、
ホントにその通りだと思います。
非行少年になるかどうかは別にして、
確実に自己肯定感が持てない子になりますよね。
人はそれぞれ違うものを持って生まれてくるワケで、
どんな子でもその子はその子で良いところが必ずあります。
にもかかわらずその子を他の子と比べて否定してしまうというのは、
その子個人を見ているようで結局別の子を見ていることに他ならんワケですよ。
中には
「敢えて他の子と比べて競争心を煽るも一つの教育の有り方だ」
という方もいるかと思います。
時期によってはそれは間違いないと思います。
むしろ社会人になって「業績を比べるから部長のことイヤ!」なんて言う人いたらもう、
それはそれでオモロいですけども。
ある程度大きくなって自己というものがそれなりに固まってきた年なら確かに、
「なにくそ!」と思って奮起する子もいますよね。
大学受験だったり。
でも小学生や中学生くらいだと、
成績を上げることだけでなく自己肯定感を高めてあげることも大事な教育の一環です。
もし、
「合格させる・点数上げることだけが目的で、そんなことには興味がない。」
なんて言う人がいたら正直この年代の子たちの教育に携わって欲しくない。
こんなこと言ってたら大手の中学受験専門塾の人から「甘すぎる」なんて笑われそうですね。
でもそんな内容の中学受験の勉強ならしない方がよっぽどマシだと思ってます。
皆さんはどう思いますか?
神戸市灘区六甲道の個別指導塾、
WinStar個別ONEの北浦です。
肌寒い夜が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
つい先日、
地震予想の権威と言われる先生が「限りなく近い未来に大地震が起こる可能性が非常に高い」という発表をしていました。
御嶽山では今も自衛隊の方々が命をかけて頑張ってくれていますが、
火山に限らず地震も台風も、
日本は世界的に見ても天災の極めて多い国。
(世界の自然災害の何割かが日本に集中してるなんてデータもあるみたいですね)
皆さんもどうか、
「うちは大丈夫だろう」なんて思わず備えていて欲しいと思います。
さてさて。
今日の本題です。
先日家の近所をランニングしていたときに、
偶然同じくランニングをしていた元従業員の各務さんに会いまして。
少しの間一緒に走っていたんですね。
その日はボクはお休みをいただいていたのですが、
各務さんが偶然教室に遊びに行ってくれてたみたいで。
その時にある生徒さんのグチを聞いたそうです。
「最近部長(←北浦のこと)はBちゃんと私を比べるからイヤだ、ってAちゃんが言ってましたよ~」
と。
確かに、
思い返すとAちゃんの前で同じ学年で頑張ってるBちゃんのことを何度か褒めたことがありました。
自分としては「Bちゃんはこんな風に頑張ってるから成績が上がってるんだよー」とBちゃんの姿勢を褒めることで、
Aちゃんも負けじと頑張ってくれたらいいなぁというつもりで言っていました。
でもAちゃんからすると
「Bちゃんと私、比べられてる」
と感じてしまったみたいで、
結果ボクはAちゃんの信頼を失いかけてしまったようです。
話を聞いた翌日、
ボクはすぐにAちゃんを呼び出して謝りました。
Bちゃんと比べるつもりはなかったこと、
AちゃんもBちゃんも同じように大切な生徒だと思っていること、
そして2度と「比べられてる」と感じさせるような行動はとらないこと、
そのようなことを伝えました。
話を聞いていたAちゃんは徐々に涙目になりつつも、
「ううん、先生もう大丈夫やから!ありがとう!」
と言ってくれ、
その後はまた以前のように色んな話をしてくれるようになりました。
Aちゃんにはホントに申し訳なく、
またボク自身まだまだ甘かったなぁと痛感してしまう出来事でした。
そもそも子供というのは、
いや子供に限らず誰しも、
人と比べられた上でダメ出しされるのはイヤなもんですよね。
でもついつい、
「お兄ちゃんは出来たのに何であなたは…」
とか
「○○君を見なさい。あんなに真面目に授業を受けてるのに。」
とか言っちゃうモンなんですよね。
自分より優れた対象と比べられ続けた子がどうなるかというと、
・自己肯定感が弱くなる
・居場所を感じられなくなる
・自分は必要ない存在だと思ってしまう
そんな子になってしまうんじゃないかなと思います。
自分でも散々分かってたつもりだったのに、
そんなことは決してしないと心に決めていたつもりだったのに、
結果生徒に悲しい思いをさせてしまいました。
昔読んだ本に、
「立派な非行少年の作り方」なんていうフザけた内容が書かれてました。
「その子の言うことを常に否定し続けましょう」なんてことが箇条書きされていたのですが、
その中にまさに「他の兄弟と比べてその子のことを否定しましょう」なんて書かれていたのです。
コレ、
ホントにその通りだと思います。
非行少年になるかどうかは別にして、
確実に自己肯定感が持てない子になりますよね。
人はそれぞれ違うものを持って生まれてくるワケで、
どんな子でもその子はその子で良いところが必ずあります。
にもかかわらずその子を他の子と比べて否定してしまうというのは、
その子個人を見ているようで結局別の子を見ていることに他ならんワケですよ。
中には
「敢えて他の子と比べて競争心を煽るも一つの教育の有り方だ」
という方もいるかと思います。
時期によってはそれは間違いないと思います。
むしろ社会人になって「業績を比べるから部長のことイヤ!」なんて言う人いたらもう、
それはそれでオモロいですけども。
ある程度大きくなって自己というものがそれなりに固まってきた年なら確かに、
「なにくそ!」と思って奮起する子もいますよね。
大学受験だったり。
でも小学生や中学生くらいだと、
成績を上げることだけでなく自己肯定感を高めてあげることも大事な教育の一環です。
もし、
「合格させる・点数上げることだけが目的で、そんなことには興味がない。」
なんて言う人がいたら正直この年代の子たちの教育に携わって欲しくない。
こんなこと言ってたら大手の中学受験専門塾の人から「甘すぎる」なんて笑われそうですね。
でもそんな内容の中学受験の勉強ならしない方がよっぽどマシだと思ってます。
皆さんはどう思いますか?