皆さんこんにちは。
神戸市灘区の個別指導塾、
WinStar六甲道校の北浦です。
ご機嫌麗しゅう。
さてさて、
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
六甲道校には看護系を目指す生徒さんがとても多いです。
看護コースのある公立高校を目指す中学生や大学の看護科を目指す高校生、
もちろん大学だけでなく看護専門学校を目指す高校生もいます。
中には大学を辞めて看護専門学校に入りなおそうとしている方や、
公立大の看護大学への編入を目指す看護専門学校の生徒さん、
看護専門学校の専攻科(助産師や保健師の資格が取れる1年のコース)を目指す現役看護師さん等々、
フツーの個別指導塾ではなかなかお目にかかれないような生徒さんもこれまでに多く来てくれてまして、
皆頑張って勉強して結果を出してくれてます。
先日のブログではAO入試の対策をしていた高校3年生のことを書きましたが、
この度現役看護師であるHさんの試験も近づいてまいりました。
当塾で今年2番目の受験です。
Hさんは地方の公立の看護専門学校の専攻科を目指して小論文の勉強をしてきましたが、
ホントによく頑張ってくれました。
近隣でも激務で有名な総合病院に勤務しながら、
休みの合間を縫って、
毎週毎週ホントに足しげく塾に来てくれました。
初めて来たときのことが未だに忘れられないんですが、
Hさんは消化器系の外科に勤務し、
日々癌で命を落とす人達に囲まれて、
悩みながら日々を送ってきたそうです。
「もっと早くに癌に気付けていたら…」
と泣きながら亡くなっていく患者さんと接していくうちに、
「癌を早期発見する方法は無いか」
「そもそも癌を予防するにはどうしたらいいのか」
と悩むようになり、
いつしか生活習慣の見直しに力を入れる保健師という職業に惹かれていきました。
そして意を決して看護系予備校への入学を決意、
様々な学校に問い合わせて入学を検討したそうです。
でも、
現役看護師という立場を続けながらの通学が可能な予備校は無く、
気持ちだけが逸る日々が続いたそうです。
そんな中、
偶然家の近所にあった当塾の前を通り、
飛び込みで入って来られました。
色々とお話を伺っていると、
月のうちで決まった曜日に休みをもらえるか分からないそうで、
確かにこれじゃ他の予備校・塾では断られるだろうなという状況。
比較的時間の融通が利く当塾のような個別指導塾でも、
決まった曜日に来れないなら正直厳しい状況でした。
少し時間をいただいて考えて出した結論は、
「可能な限り特定の曜日に休みを取ってもらうが、どうしても無理な時は北浦と予定を調整して北浦が授業をする。」
という例外的な通学形態で入塾していただきました。
この選択が正しかったのか今でも分かりません。
「同じような生徒様が多数来ると対応できないという受け入れは良くない」と考えながらも、
泣きながら「癌で亡くなる人を少しでも減らしたい」と訴えるHさんを前に、
ボクは入塾を断ることができませんでした。
少し話は逸れますが、
ボクには子宮頸がんになった親友がいます。
何度も何度も再発の憂き目に遇い、
周りで同じ病気の人達がどんどん亡くなっていくのを目の当たりにし、
今も再発の不安を抱えながら、
生きる希望を失わずに毎日と戦っている友人です。
続く
神戸市灘区の個別指導塾、
WinStar六甲道校の北浦です。
ご機嫌麗しゅう。
さてさて、
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
六甲道校には看護系を目指す生徒さんがとても多いです。
看護コースのある公立高校を目指す中学生や大学の看護科を目指す高校生、
もちろん大学だけでなく看護専門学校を目指す高校生もいます。
中には大学を辞めて看護専門学校に入りなおそうとしている方や、
公立大の看護大学への編入を目指す看護専門学校の生徒さん、
看護専門学校の専攻科(助産師や保健師の資格が取れる1年のコース)を目指す現役看護師さん等々、
フツーの個別指導塾ではなかなかお目にかかれないような生徒さんもこれまでに多く来てくれてまして、
皆頑張って勉強して結果を出してくれてます。
先日のブログではAO入試の対策をしていた高校3年生のことを書きましたが、
この度現役看護師であるHさんの試験も近づいてまいりました。
当塾で今年2番目の受験です。
Hさんは地方の公立の看護専門学校の専攻科を目指して小論文の勉強をしてきましたが、
ホントによく頑張ってくれました。
近隣でも激務で有名な総合病院に勤務しながら、
休みの合間を縫って、
毎週毎週ホントに足しげく塾に来てくれました。
初めて来たときのことが未だに忘れられないんですが、
Hさんは消化器系の外科に勤務し、
日々癌で命を落とす人達に囲まれて、
悩みながら日々を送ってきたそうです。
「もっと早くに癌に気付けていたら…」
と泣きながら亡くなっていく患者さんと接していくうちに、
「癌を早期発見する方法は無いか」
「そもそも癌を予防するにはどうしたらいいのか」
と悩むようになり、
いつしか生活習慣の見直しに力を入れる保健師という職業に惹かれていきました。
そして意を決して看護系予備校への入学を決意、
様々な学校に問い合わせて入学を検討したそうです。
でも、
現役看護師という立場を続けながらの通学が可能な予備校は無く、
気持ちだけが逸る日々が続いたそうです。
そんな中、
偶然家の近所にあった当塾の前を通り、
飛び込みで入って来られました。
色々とお話を伺っていると、
月のうちで決まった曜日に休みをもらえるか分からないそうで、
確かにこれじゃ他の予備校・塾では断られるだろうなという状況。
比較的時間の融通が利く当塾のような個別指導塾でも、
決まった曜日に来れないなら正直厳しい状況でした。
少し時間をいただいて考えて出した結論は、
「可能な限り特定の曜日に休みを取ってもらうが、どうしても無理な時は北浦と予定を調整して北浦が授業をする。」
という例外的な通学形態で入塾していただきました。
この選択が正しかったのか今でも分かりません。
「同じような生徒様が多数来ると対応できないという受け入れは良くない」と考えながらも、
泣きながら「癌で亡くなる人を少しでも減らしたい」と訴えるHさんを前に、
ボクは入塾を断ることができませんでした。
少し話は逸れますが、
ボクには子宮頸がんになった親友がいます。
何度も何度も再発の憂き目に遇い、
周りで同じ病気の人達がどんどん亡くなっていくのを目の当たりにし、
今も再発の不安を抱えながら、
生きる希望を失わずに毎日と戦っている友人です。
続く