突然、昔の教え子から電話がきた
彼は、3年前の教え子だ。
彼が中3の夏のとき、自分は夏期講習の最終日の授業後に血気胸(肺に穴があく病気)になり倒れ、
即入院となってしまった
『こんな大事な時期に俺は何をしてるんだ・・・』と病室で凹んでいると
『あっ!いた!!星てぃ!大丈夫?この周辺の大きい病院、いろいろ回ってきたよ!』
生徒にはどこの病院で入院しているかは伝えていなかった。
彼は、受験生としての大事な時間を割いて、自分を探してくれていたのだ。
こんなうれしいことはない
その生徒は、見事第一志望校に合格を果たした。
・・・それから3年後。
大学受験を終えた彼からの電話だった。
「星ていさ!俺は星てぃのような先生になりたくて、ここまで頑張ってきた。
星てぃが落ちた学芸大に絶対合格しようと頑張ってきた。けど俺もだめだったよ・・・」
俺は言った。「教師っていうのは、挫折や苦労をした人間の方が味がでるぞ!
何もかも、うまくいった人生を送ってきた教師なんて、失敗した人の気持ちがわからないからさ!」
そして続けてこう言った。
「うちの塾でアシスタントとして働けよ!俺が厳しく指導してやっかたさ」
「ほんとにいいの!!!!!!やったぜ!」
自分の教え子と、一緒に仕事ができるなんて、本当に「幸せ」なこと
なんだかまだ実感が湧かないけど、今からワクワクしている
これから、先もたくさんの教え子たちと仕事ができたら、最高だな!!
・・・・そして昨日も3年前の教え子2人から電話が。
「星てぃ!○○大学の薬学部受かった!!!」
あれ??そんなに頭良かったっけな(笑)???
星野