こんにちは。
アラフィフHSP、Hoshi.P(ほしぴー)です。

 

ご訪問ありがとうございますピンク薔薇




大学時代。




バイト先に、地方出身のひとりの男子学生が入ってきた。すらりと背が高く、涼やかで端正な顔立ち。おとなしく真面目で素直だけれど、どこか掴みどころがない。




彼に一目惚れした同学年のバイト仲間の女子学生が、押しの一手で交際に持ち込みます。ラブ




彼の方はひと夏のみの勤務でしたが、長女気質の彼女と、弟気質の彼は相性が良かったようで




「とにかく素直でかわいいの!ラブラブラブ





と彼女はベタ惚れ。




交際は続き、卒業後一流企業に就職した彼は、彼女の猛プッシュでめでたくゴールイン。彼女は晴れて六月の花嫁になりました。ベル




半年を過ぎた頃。

寿退社で、幸せな新婚生活を送っていた彼女から連絡が入ります。






「大変なことになって…」ショボーンガーンえーん






蒼白の彼女が語るところによればアセアセ




初めて義実家で過ごした年末年始、彼の家族の抱えるある事情を目の当たりにしたのだと。詳細を伏せますが、夫である彼が結婚前に彼女に伝えていない事柄だったのです。




帰宅したその足で、私に会いに来た彼女。

動転し、震えながら顛末を話す様子を見て、私は驚きました。びっくり







なぜなら









彼女はすでに離別を決めていたから。ガーン






そして、






彼女自身はまだそのことに気づいていなかったのです。びっくりびっくり







彼女の口から、あれほど夢中だった彼に対する愛情や未練、葛藤の言葉が出てくることはありませんでした。結婚前に彼女に伝えなかった彼への恨みごとさえも。




代わりに伝わってくるのは、




もう、こんなところにいられない!!滝汗滝汗ゲッソリ





という切迫感




たしかに彼の実家の事情は深刻でしたが、離婚するかどうかは個人差があると思われるものでした。うーんちなみに彼の兄は既婚




しかし、彼女の育ってきた環境や価値観からは、到底受け入れられなかったのでしょう。







キャパを超えた事態に直面した時、



自動的に彼女を守る安全装置が作動した。







私にはそんな風に見えたのです。キョロキョロ




予期した通り、ほどなくしてふたりは離婚

彼女はしばらく傷心の時期を過ごしますが、やがて一念発起。




もともと優秀だった彼女は、なんと歯学部に再入学。現在も歯科医師として活躍してるそうですニコ




カサンドラを経験して思うのは、

自分の心に蓋をせず、正直に選択すること、

そして自分の器を知ることの大切さ。




どうあるべきかより、どうしたいのか。

何が正しいかより、自分は耐えられるのか。無理なものはムリと知るおーっ!




自分の感情を肯定し、自らの価値観を信頼していた彼女は、気が動転し感情が追いつかない場面でも




彼女の内部の羅針盤は、彼女を導いたのだと思うのです。逃げるは恥ではなくて知恵ひらめき電球







逃げ時を知る。注意ランニング