メガネを外して見た世界は、さまざまな星が浮かぶ銀河のよう。




重力のない宇宙で、星たちには上も下もない。あるのは、ただ違いだけ。


星にはみんな特徴的なデコボコがあって


それらは、見る角度によって長所にも短所にもなり、時に「個性」と呼ばれたりして、


たまたまそれが、その時の世の中で役に立つものだった時、そのデコボコは「才能」と呼ばれたりもする。


ただのデコボコの一つなのだけどね。


だけど、重力にしばられた地上には、上とか下とかにこだわる人がいっぱいいる。