「死にたい」と言っていた息子に、私がかけた言葉「死なないで」。

咄嗟に出た言葉ということもあるけど、今では後悔している言葉。


本当は、私は「生きて」と言うべきだった。

同じ事を伝えるのでも、否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉で伝えればよかった。


だからって、「生きて」と言っていれば息子は生きていたかは分からない。


でも…


否定的な言葉は、自分を否定されたように感じたのではないかと思う時がある。





息子のスマホには、3年前のちょうど今頃、中学の親友とのやり取りが残っていて、そこには、


親友 : 「死にてー」

   (多分、彼も一人暮らしをしていたので、何か嫌なことでもあったのかも)


息子 : 「生きて」


という短い会話。


息子は親友に「生きて」という肯定的な言葉をかけてあげていたのだ。

もしかしたらその時にはもう、息子もそういう気持ちになっていたのかもしれない。

その後3ヶ月経たないうちに息子は旅立ってしまった。


だとしたら尚更私は息子に、息子が選んだ言葉「生きて」と言ってあげればよかった。

本当に、只々生きてくれているだけでよかったのに…

ごめんね…



○○○、母さんが今こうやって生きていられるのは、きっと○○○がお空から「生きて」ってずっと言ってくれているんだね。


声は聞こえないけど、そう思うよ。


ありがとう🥺