おはようございます。

東京では春一番が吹きました。でも北海道ではまだ雪景色ですね。。

まだまだ、暖かくしていただきたい毎日です。

 

 

今日は、コメント欄でも少し書きました、病院の夜の怪奇現象?シリーズの続きを書きたいと思います。。それは<夜の田中さんです(仮名)>。

 

退院が近づいてきた気配がしていたある日、深夜2時ころトイレから戻ってくると、どこか遠くの方から「田中さぁ~~ん」「田中さぁぁ~~~ん」という、叫び声のようなものが響いてきました。

 

私はギョッとして、トイレに一緒に行ってくれる、付き添いの看護師さんに、「お聞きになりました???」と、小さな小さな声で、聞いてみました。

 

ところが、声が小さすぎたのか、看護師さんは答えてくれません。。。

 

私は急にぞっとしました。そして急いで病室のベッドに入り、布団の中に入ると、「田中さぁ~~ん」「田中さぁ~~~ん!」と叫び声は大きくなるのでした。

 

声は年配の女性のような感じです。正直に言って、すごく怖いのです。。

叫んでいるのです。。叫び声は5分くらい続くと、ピタリと止みました。

 

そして眠れぬ夜を過ごして、お母さんにも「あの叫び声はなんだったのだろう」と話してから、しばらくして、退院も数日前にせまったある日、私のいる病室に、誰か入ってきました。

私の斜め前です。。

 

すると、何時間かしてから突然、その新しく入ってきたお婆ちゃん?が「田中さぁ~~ん!!」と叫び出したのです。

 

私は仰天しました!

私は一気にあの、怖かった夜のことを思い出し、この、お婆ちゃんが「田中さんの」正体だったのかぁ……。と、ふうっと息を吐きました。

すぐに様子を見に来たお母さんにも、「聞いて聞いて」と話しました。

 

そして、田中さんとは、看護師さんの名前であるというところまで、分かりました。

お婆ちゃんにやさしくしてくれる、担当の看護師さんのお名前だったのです。

病室に来た、田中さんのお姿も見ました!

 

なぁんだ、そうだったのかあ…。私は、心からホッとして、お母さんと、安堵を分かち合ったのでした……。

 

病院の夜はちょっとしたことでも、こわいです…。

私は怖がりなので、ほんとうにこわいです……。

 

 

 

今日も読んでいただいて、ありがとうございました。