スピリチュアルな学びを始めた頃、

こんなことを教わりました。

 

「家系の霊障やカルマを解消する人が、

子孫の中に必ず誕生する」

 

 

私が小学生の頃、4年生とか5年生くらいだったかな。

 

当時母は虐待だけでなく、不倫の真っ最中。

子どもだけを残して明け方まで帰らないことが多々ありました。

 

父は仕事や接待で午前様ばかりだし、

母のすることは見て見ぬふり。

 

怖くて私が祖母に電話しても、

「まだ8時やで?テレビ見とき~」

と心配すらしてもらえず絶望。

 

祖母が折を見て母を諭したこともありましたが、

反省するわけがない。

じいちゃんの耳に入って、半殺しにされたらよかったのに真顔

 

「お前、余計なこと言いやがって!」

と虐待がさらにひどくなっただけでした。
 

その年の夏休み、祖母からこんなことを言われました。

 

「うちの家のこういうことは、

あんたの代で終わらせなあかん」

 

母方の家系は、なぜか身内に問題が多いのです。

親が早逝したり、疎遠だったり、虐待だったり。

 

言われた私は絶句ですよ。

 

なんで私?

孫が虐待されても助けるどころか、

「おまえが終わらせろ」ってひどすぎる。

 

みんなほんとに無責任。

 

十年ほど前「カルマ解消を担う人」の話を聞いた後、

カルマ解消のセッションを受けたんです。

 

過去に何があったのかも教えてもらったんですが、

祖先の中に、濡れ衣を着せられて処刑?された女性がいるそうで。

 

「子孫の女性を全員たたってやる」みたいなこと言って、

狂死したらしいです。

 

この話が事実かどうかはわかりません。

けど、先祖が子孫の不幸を願うってあり得るのかな。

 

セッションの効果はわからないけど、

「終わらせた」と思ったことが1つあります。

 

離婚の際に子どものことで1つ決断をしたと、

以前書きました。

それが負の連鎖を断ち切ることにつながるのです。

 

私は自分の幸せと引き換えにしてまで、

祖母の呪いどおりに、

「代々の負の連鎖」を断ち切る責を負わねばならなかったのか?

 

その答えはいまだに出てません。

3次元的には「あれで間違ってない」のだけど、

高次元の私としてはどうなのでしょうね。

 

祖母の話とセッションでの話を聞いて以来、

家系とかご先祖の話は大嫌いになりました。

 

罰当たりと言われようが、

「ご先祖様を大切に」って話を見聞きしても、

どうしてもうさん臭く感じてしまいます。

今でも。

 

このブログを書きながら、

あのセッションについてハイヤーに聞いたんですよ。

 

「濡れ衣っていうより、誤解があった。

女性だけってわけじゃないけどね」

 

ぼそっとハイヤーが言います。

 

「理解できん」

 

何が?

 

「こういう先祖の話をクライアントに聞かせること」

 

聞いてどうなる?終わったことだぞ?と言うてますが、

まぁそうね。

 

結局あのセッションで家系のカルマ解消は完了したのか、

これからゆっくり聞いてみたいと思います。