服屋さんは秋冬物が並んでるけど、

また暑さがぶり返しましたね。

 

夫が「これ似合うと思う」と勧めてくれたニットがあったのだけど、

モヘアを試着する気持ちにはなれませんでした(笑)

 

毎年お盆が過ぎたら、

白Tシャツとつま先が出るサンダルは早々に片づけ、

秋っぽい色のアイテムに移行するんですが、

今年はそんなの言ってられないのでまだ着てます。

デニムも熱中症になりそうだし、まだまだ先かな。

 

 

いつの頃からか、クローゼットの中は、

カーキやネイビーの服で埋め尽くされるようになりました。

 

ミニマリストは黒とか白の服でそろえるそうですが、

私はミニマリストでもシンプリストでもありません。

同じような服が何枚もある。


独身時代はデザイン性のあるものや明るい色を着てたし、

赤いパンツとかシルバーのシャツなんかも着てました。

靴もバッグもたくさん持ってた。

どれも高いものではないけど、気に入ったものだったんです。

 

子どもが生まれてからは機能優先とはいえ、

カーキやネイビーは着てた記憶がありません。

うつ病がひどかったので、当時の記憶も写真もないけど、

白とグレーだったような気がする。

 

再婚当初は白とかベージュとか、「ザ・ナチュラル系」を目指してたけど、

何がきっかけで変化したのか思い当たる節もなく・・・

 

占星術の師匠が言ってたけど、

「お母さんである意識が強い人はネイビーを選ぶ」んだそうです。

たしかにそうかも。

 

それが今年の7月だったかな、

鏡に映った自分を見て愕然としたんですね。

それも突然。

 

「私、なんでこんな地味な服着てるの?

昔はもっといろんな色着てたよね?

いつからこんな地味になったの?

ほんとの私はこんなんじゃない」

 

その時着てたのは無印のカーキ色のTシャツ。

 

愕然とすると同時に、とても悲しくなりました。

私はいつから何もかもあきらめてしまったんだろうと。

 

たぶんカウンセリングを受けるようになって、

自分が抑圧してきたいろいろなものだったり、

「こうありたい」という願望がほどけてきたんでしょうね。

 

気づいてしまったら違和感しかなくて、

カーキ色の服はすべて手放しました。

そしてピンクやオレンジの服を買ってきたんですが、

まだ目が慣れません(笑)

ネイビーは今後の再就職も考えて、保留にしました。

 

夏が終わったら、黒やベージュのTシャツも処分予定。

骨格ナチュラルの私は、着丈や袖丈が気に入るものが少ないので、

服の入れ替えは慎重なんです。

来年の夏は鮮やかでありたい。

 

慣れたものを手放す怖さはあるけど、

違和感はどうしてもぬぐえないのでね。

明るい色が自分のノーマルになるように、

リハビリしていこう。