月と太陽のアロマセラピー
                              小林ケイ著

ジャケ買いならぬタイトル買い笑
この本はタイトルが誤解を招くというレビューが多買ったのですが
多くの人が気になるという言葉を使い
購買という目的のための出版社のメディア戦略的には成功しているとおもわれる
さすが とか思っちゃいました

そうそう、この本のレビューの ほとんどが月のアロマを知りたかったということだったのは面白かった

読者は月のアロマを知って何がしたかったのだろう

そう逆に疑問

月のアロマ・ハーブを知りたいのなら
ハーブ占星術、アロマセラピー占星術などで検索すれば記載がある本が山のようにあります
月のアロマ知るのは簡単です

陰陽五行にまつわる月のアロマというのなら
この本では月は陰と表現され極性になってしまいます
なぜなら五行に対応するのは5つの星になり
そこには太陽と月は含まれてはいません
陰陽五行で月の植物を導き出すには
逆に月の性質を知らないと五行の性質に当てはめられないくなってしまいます
こうなってくると星の知識が必要になってくる

話は戻って小林ケイさんの最初の書籍は
昔に習ったサイコアロマセラピーに近いので
 うんうんとなって終わる感じでした笑
月と太陽のアロマでは陰陽五行とアロマ と 自己啓発が一緒に説明されていて読みずらいというか
読んでいるうちに混乱してきちゃうのでパラパラと斜め読み程度ですが
個人的には感覚的なものに理論をつけようとしすぎたようにも思えます

気になっちゃたのが文中で太陽の説明イラストで日時計をあげてらっしゃて光と影で時間ができてるという表記はいくら解りやすい事例と言っても
もう少し調べて書いて頂きたかった

時間て光と影でできてないですよ

最初に宇宙の時間として極性なんです
ギリシャ神話では闇と光から夜と昼が生まれます
本来は昼と夜という極性があるだけ

次に人から見た自然の時間があります
昼は太陽の高さや熱さで日中の大まかな時間を知り
夜は月の様相で1日を数え同じ様相の月になるまでを一区切り
この時期になると…鳥が草がなど
 動物動向や植物の育成などを見て季節を感じる
自然の中で体感する時間は24節気などで親しまれている方も多いと思います

最後 時計は人の利便性で時間を測るためのものです
決して光と影でできているわけではないのです
水時計や砂時計もありますし

安易な説明に少し残念な気持ちになりましたが
太陽の事例としてわかりやすく伝えようとしたからだとは思います

あくまでアロマの本の例としてだから
でもその扱い時間て蔑ろにされがちなのねって悔しくなっちゃただけですよ