今自分の家にある家電のほとんどが使用してから10年以上経っている。テレビ、ブルーレイレコーダー、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ。

群馬から上京した時にすべて買ったもの。今年で上京して丸10年。この電子10年選手達は電化製品の中ではベテランの方なのではないか。

そろそろ引退が近い気がする。一気に。

スポーツ選手も、アイドルも、お笑い芸人にも見られることがある、一時代を築き上げたスターが1人引退すると、それに続いて別のスターも引退するという引退・卒業の連鎖。これは電化製品界も例外ではない。

誰か1電化が引退宣言したら、今まで何度も引退のチャンスはあったが無理を押してここまで頑張ってくれていた選手も、それに感化されて、引退し出す気がしてならない。

「俺はお前がいたからここまで頑張れたんだ」

的な、昔からのライバル関係であり、あんなにいがみ合っていた事がすべて美談になる瞬間のような幸せな会見の開催が1回ではなく、同時多発しそうな予感がする。これは僕にとっては全く幸せではない。


僕の10年選手達への願いは、


少しでも長く動き続けてほしい。


ではなく。


動かなくなるその時は、1つずつでお願いしたい。できれば、3か月に1つペースで。でも1番嬉しいのは年1ペース。


僕の経済面にだいぶ寄り添った形での終わりになると嬉しいです。



でもどれもみんな、愛着があってずっと使っていきたい気持ちです。目指せ20年。家電成人式。