娘からの電話で
いろいろ思い出した今日。

子育てをしだしたこの歳になって
口蓋裂の影響が出だしたという娘。

耳鼻科に行ってちょっと相談したら
「手術したんだよね?」と聞かれ

病歴や手術歴、治療経過など
よくわかっていないことに
気づいたとの電話。

いつもは友達のような会話しか
していないけど、
今日はお母さんとしての話。



「あなたの母子手帳

あげなかったっけ?


たぶん、

そこに全部メモしてあるよ。


私がいなくなっても

治療の記録がわかるように

書いておいたから。」


それまで、

とりあえず親がわかってるから、

としか思っていなかったであろう娘。


娘が生まれてから

小さなことも全部メモしてきた。


特に口蓋裂・ピエルロバンの子だし、

脳腫瘍の治療もある。


当時、自分の車もなかった私。

何かあったら、、と

常に動ける体制で

子育てしていたから、


その頃の育児日記は

子育て日記でもあり、

闘病日記でもあり、

記録でもあり、思い出でもあり、

宝物でした。



同居だけど、

私以外、誰も

この子を見てくれる人はいないから


おむつやミルクでさえ

だれもやってくれないから


全部自分でやらなきゃ、、って、


誰にも頼らず、相談もできないから、

自分で判断して、

自分で行動して、

この子の命を守らなきゃ、って。


この子の命を生かすのも

殺してしまうのも

私なんだから、、って


すごーく責任重大な毎日だったなぁ。





娘が嫁ぐ時に

プレゼントしようと思っていた

育児日記。


私が家を出る時に、

母子手帳と生まれた時の写真達は

渡したけれど、


大事な大事な育児日記は、

娘のお父さんが

リフォームついでに

処分してしまいました。

\(//∇//)\


まあ、、

これは一生恨む事例ですが。

\(//∇//)\


子育てにも、


通院や手術や治療にも


全く無関心だった人には


ただの紙切れでしかないから、

なんとも思わないのでしょうね。




私だけの思い出なら

私がいなくなってしまえば

誰にも関係ないことだけど


娘の子育ての参考にでもなれば、と。


特に、

つらい治療に連れて行く親を

嫌な人だと思っていたであろう娘に


当時の娘への気持ちが

わかるものを残せたらいいな

と思っていただけに。

残念でしかありません。


そう、

娘の聞いてきた治療記録の詳細は

そこに全部書かれていたのになぁ。


と思い出した電話でした。


〔すみません。愚痴が大半。💦〕


【カラダノート】ママびより × バーバパパ