絵本【ママのしあわせ】の
原作は【Dear...】
というタイトルでした。

今、絵本の文章を
修正しながら
この絵本の出版の時のことを
思い出しています。



そして、なんとなく

ぼーっと考えながら


これは挿絵にしますか?

と聞かれたことがあったな、、と。


思いを伝えたい文章だったので

ついつい全部言葉にしたくて、


でも、文章が多すぎて絵本にするには

かなり削らなくてはいけない。


でも、でも、、、


削らないなら

絵本でなく、読み物として、

挿絵をつける形にしますか?

と聞かれ。。。


せっかくなら

きちんとした絵もつけたい、と

挿絵でなく絵本として、、

という選択にしました。




一番引っかかったのは、

子育てのシーン。


絵本は、絵で伝えて

イメージしてもらって、

文には書かれていないことを

読み取ってもらうもの。


でも、そのシーンは

めちゃくちゃめちゃくちゃ

言葉がいっばいだったのです。

子育てのワンシーン、ワンシーンを

全部事細かに入れていたから。


でもね、

それはわざと。


今でも、ふと思います。


読み取ってもらえないから、


わかってない人がいるから、


ちゃんと目の前に差し出して

しっかり理解してもらいたかった。


だから、

あえて事細かに子育てのシーンを

全て言葉に出していました。


絵本としてはそれは真逆なのは

わかっています。


でも、想像できていないであろう人に

伝えるには、

言葉にしてきちんと

説明したかったんです。




子育てを

「大変だった」の一言で

終わらせたくなくて。


この一つ一つの些細なことを

一つ一つ真剣に向き合い、

考え、悩み、必死でやってきたこと。


一つ一つに想いがあって、

一つ一つが大切で、

子育ての月日の数だけ、

時間の量だけ、

それはあって、、。


そのそれぞれの出来事、想い、

時間、重みを

一つ一つしっかり知ってほしい、

そして受け取って欲しくて、


わざと事細かに書き出しました。


そして、それは、

絵本制作のために

全部形をかえて

いなくなってしまった言葉。


もちろん、形を変えても

そういうものとは

伝わるかもしれないけれど


私が伝えたかったものとは

伝わり方が違うだろうな、、

と思ったり。




この原作を見たある人が言いました。

「この中に、男は全然出てこないよね。

やっぱり男は除け者なんだ。

子育てにお父さんなんて

どうでもいいんだな」と。。。


ほら ほら ほら!


その人に理解させたかったんです。

子育てってこんなことがあるって。

\(//∇//)\


実は、、


【ママのしあわせ】の

契約がひと段落したら、


その頃、もっと

作家経験を積んでいるであろう私が

改めて手を入れたいと

密かに思っています。

f^_^;


ミネラルファンデーション パーフェクトキット