毎年この時期に発生するしし座流星群
今年は今日未明が見頃だったようですが、皆様の中で見た方はいらっしゃるのでしょうか?
私はしし座流星群と聞くと、必ず学生時代を思い出します
大学五年生になると病棟実習が始まるので、ポリクリ班といわれる男女あわせて6~7人のグループで各病棟をまわっていきます。
ただ名簿順で区切られただけのグループなのですが、それぞれのグループにカラーがあって、私のいた10Gは、どちらかというとまとまりの悪いのほほんとしたグループでした。
その10Gが、熱い団結力を見せた出来事が、「しし座流星群を見に行こう!」ということでした
まず、ちゃんと流星群を見渡せるように視界の開けたところで、都会の灯りが邪魔にならないところ、そしてどうせなら旅行も兼ねてしまえ!ということで、班の中に静岡が実家の子がいたので、その子のお家に遊びにいくことも兼ねて、班のみんなで修善寺までしし座流星群を見に行ったのです
流星群が見頃の時間帯はもちろん深夜から明け方にかけてなので、みんなで厚着をして毛布を持って、浜辺に…いや、河辺だったかな…いや、野原だったかな…とにかく夜空一面が見渡せる場所までいき、みんなで寝っ転がって毛布から顔だけ出して、流星群を一つも見逃さないぞ!という意気込みで望んだのでした
しかし、実際のところイメージしていた流星群とは程遠く、ぱら…ぱら…と流れるただの流れ星ばかり
所詮そんなもんだよねなんて言ってたのですが
なんとその後、明け方の4時過ぎに、テレビでも紹介された、伊豆半島上空を横切った大火球を観ることができたのでした(1998年のことです)
流れて消えるときにバチッとかなり大きな音をたてて消えたのもすごく印象に残っています
そしてもう一つよく覚えてることが…
その当時、私は使い捨てではないソフトコンタクトレンズを使用していたのですが…
眠い目をこすりながら、夜空を目を凝らして見ていたわけですが
眠いから目はショボショボしてコンタクトレンズははずれそうになるし
さらに乾燥も手伝って、まばたきを何度もしないと綺麗に見えなかったりと…
今思えばかなりQOLが悪かった
(ちなみに私はメガネでは夜空のお星様はあまり綺麗には見えないほどの強度近視でした)
でも当時はレーシックは一般的ではなかったですし、というか日本ではエキシマレーザーの認可もおりてなかった時代ですからね
レーシックが身近になり、さらに学生さんたちにも手が届くようになった今の時代…
本当に今の学生さん達はうらやましい限りですネ