休日だったので明るいうちから赤道儀の準備を始めました。
極軸合わせは先日調べておいた数値をセットします。
仰角は合わせ易いのですが方位角の調整に難があります。
改善案として、極軸望遠鏡の対物側に31.7の穴が開いているので
そこに樹脂かアルミの筒を差し込んでその先に方位磁石を取り付ければ磁場干渉を受けずに済みそうです。要は柄杓の形ですね。
名付けて 「Charles's Wain to Polar Axis」(極軸の北斗七星(柄杓))
今回は極軸周りの精度テストということで写真の仕上りには重点を置きません。いえ、決してにげてるんじゃないですよ。決して...
撮影用のカメラはTネジで装着するのでなく眼視のアイピースと入換が出来るように拡大アダプターを使います。
バローレンズを挟み込むのも簡単です。
空は明るいですが天頂に月が白く見えていますので導入してみます。
これはバローをかましたもの。でかすぎますね。
これはバローをかましたもの。でかすぎますね。
西の空は明るくて何も見えませんが金星を試しに自動導入してみます
おっ、ちゃんとファインダーの中にみえるじゃないですか。
せっかく空が明るいので惑星撮影の好機と考え撮影しておきます。
木星も同様。本星の縞は確認出来ませんがガリレオ衛星はバッチリです。
そろそろ暗くなって来てシリウスが見えてきました。
シリウスを使ってアライメントを行ってみると...
導入精度が少し上がりました。ちょっとですけど
そろそろ本日の本題【M48】散開星団の撮影に入ります
街の迷光と天頂の月明かりで眼視では全く確認できません。
ISOを上げて撮影すること数回。やっと見つけました。
極軸合わせが完璧でないのでやっぱり流れますね。
もっと綺麗で、美しくて、鮮やかな天体写真を撮りたいものです。
数をこなして腕をあげなければ。
暖かくなってきたし、これはやっぱり遠征するしかないですね。