保科陽子です。
バンコクから車で約1時間の距離に広がるナコンパトム県。
その地にひっそりとたたずむ「ワット・サンプラーン」は、
今回の旅のハイライトでした。
この寺院の一番の特徴は、
ピンクの塔に巻きついた巨大なドラゴン、
通称「ドラゴンタワー」です。
1985年に開業したこの寺院は、
80歳で亡くなったお釈迦様を記念して建てられ、
その高さはなんと80m。
私はこの巨大なドラゴンの体内を通り、
17階までの頂上へと登りました。
下から見上げると、
ドラゴンが天を目指して昇る壮大な景色に圧倒されます。
寺院の入り口付近は、
まるでアミューズメントパークのよう。
私たちは川を渡り参拝セットを受け取りました。
そのセットには生花、お線香、ろうそく、
花輪と赤いリボンが含まれていました。
お布施ボックスには、
「大龍に願うために名前を書いて、花を持ってください」と。
ドラゴンタワーの入り口前の噴水は、龍が巻きつく神秘的な光景。
私は月曜日生まれとして、
自分の生まれ曜日の仏陀に祈りを捧げました。
そして、ドラゴンタワーへの潜入。
350mのドラゴンの胴体を緩やかな坂を登り、16階に到達。
ここで尼さんから金箔とお花を受け取り、
摩耶夫人の前で参拝しました。
最終的に17階の頂上に到達し、360度のパノラマ眺望を楽しみました。
タイの寺院には、床や壁に仏教の教えや物語、
道徳的な教訓を伝える絵や文言が描かれています。
久保先生の文字読み取りアプリを使って、
これらのメッセージを解析し楽しむことができました。
仏教の教義を身近に感じる
この旅の特別な体験でした。