ことの始まりはお正月
高知にある蔦谷でたまにやっている
本の中味が何かわからず購入できる
あれはイベントなのか
定期的にやっているのかわからないけど
私は基本
自分が興味ある本しか
視界に入らないので
目的の本を購入したらすぐ帰る
(買う目的で本屋さんに行くから)
中味が何かわからず購入は、、ない
そんな中
高知に行っていた長男が
この中味が何か分からない本を買ってきた
その中の一冊がこれ
あなたの部屋ではなく
人生片付けるって、何？
「面白そう！！」
長男は全く興味なく
「母さん、あげるわ」
と言ったときは読み始めていた
垣谷美雨さんの本を読むのは初めて
抵抗なく手にした私に私がびっくりした！
どんどん内容に引き込まれていく
片付け屋の十萬里さんは
部屋を片付けるわけでもなく
毎回宿題は出すけれど
片付けの方法を伝えるわけでもない
面白いのはこの本に登場する
片付けられない4名は依頼が自分ではないこと
見るに見かねた身内が依頼をして
物語(片付け)が始まるので
片付ける気がない当事者達は
何で片付けなきゃいけないの？
放っておいて感満載なのに
十萬里さんは淡々と宿題をだして
マイペースに進める中
当事者達が人生丸ごと変化していく流れが
絶妙に面白い！！！
だからタイトルが
あなたの人生片づけます
なんだと納得！！
私が特に引き込まれたキッカケは
片付け屋の十萬里さんが興味があるのは
家がごみ溜めのようでも
平気でいられる心理状態
当事者が怒ろうが嫌がろうが
片付けなかろうが
淡々と宿題をだして帰る
それを繰り返すたび
部屋が少しずつ片付くと同時に
人生で抱えていた問題が解決していく
依頼した身内に怒っていた姿から
想像できない、依頼者の想像を越えるほど
心身ともに健康になる姿に共感する
いい本に出合った🤍
そう思える一冊！
違う本も気になる
次に気になったのは、、、
「あなたのゼイ肉、落とします」
何？そのタイトル！
めちゃくちゃ面白そう
すぐ買いに行った笑
ダイエット専門のコンサルタント
小萬里さん、、ん？
片付けは十萬里さん
似た名前だな～と思ったら二人は姉妹
面白い設定
読み進めていくと
身体は痩せなくていいけど
心の贅肉はだめ
小萬里さんはリバウンドしない
心の贅肉をとる本当のダイエットを伝えていく
、、とはいえ
姉の十萬里さんと同じで
アドバイスをするわけではない
人生に抱えすぎているモノを外していく
自分ひとりで生きているわけじゃない
だけど自立はしないといけない
人として当たり前のことを
真っ直ぐ淡々と問題に直視させていく
本人が自分で気づけるように
気づいて行動に移せるように
一見遠回りに見えて確実に
人生そのものが軽くなったとき
心についた贅肉が落ちる
「贅肉」の本当の意味を
私、知ってるのかな？と思わず調べた
「運動不足や栄養過剰などのため
必要以上についた脂肪や肉」
必要以上についた、、か。
何か腑に落ちた
このメゾットすごいな！
フィクションなのに
本当に十萬里さんと小萬里さんが
いるような錯覚になる
面白～い！！
私の姿に一番驚いているのは長男
私のハマりようにびっくりしている笑
次は、、、「リセット」が読みたい
長男も一緒に本屋さんへ
いつも行く本屋さんより大きな書店へ！
スキップしそうなテンション🤍
大きい本屋さんだからきっと垣谷さんの本が
いっぱいあるだろうという安直な思い込み
、、、、ない
どれだけ探しても垣谷美雨さんの本がない
こんなに大きな本屋さんなのに！←まだ言う
、、、叱れて落ち込む芝犬に見えた
と長男が言うくらい
シュンと肩を落として帰る私
次の日
長男より遅く帰った私
「母さん、はいこれ」
と渡された一冊
昨日、なくて買えなかった「リセット」
うわぁ～い！やったぁ～
ありがとうー🤍🤍🤍
今度は
喜びでクルクル回る柴犬のようになる私
早速、読み始める
リセットの帯に書いてある
「わたしの人生
こんなハズじゃなかった！！」
それを見た長男が
「母さん、思ったことある？」と聞いてきた
すぐさま「ない」と答える
リセットは
高校時代の同級生が偶然再会して
現状の不安や不満を持ったまま
高校時代にタイムスリップする話
一気に読んだ後
今が一番いいと感じる一冊
過去に戻ろうが
人の質や思考のクセが変わらない以上
違う人生を選んでも不満と不安が一緒
そんな当たり前のことを
小説を通して実感する
そんなこんなで笑
2～3日ごと
垣谷美雨さんの本が増えていく🤍
自分の性質が一番面白い
興味がないことに興味をもつと
世界は広がるんだな🤍ひとつ勉強になった！