あと10日ほどで四十路になります。

「30代最後を切り取っておきましょう」と、二人のカメラマンに撮影していただきました。

その1

撮影橋本恵一郎

テーマ『逃亡』

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その2

撮影咲塚せりず

劇団員であり、幼馴染の長谷椿と。

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さすがプロ(　ﾟдﾟ)！！！

と、現像されたものを見て驚愕。

実物よりも数億倍美しく撮っていただいたため、果たして30代最後の今の私を残したのか？という疑問もありますが^^; とてもステキな作品を撮っていただき感謝しております。

三十路。

「ま、もう、どうでもいいや」

って気持ちで始まった30代でした。

当時はSDだと診断されるかされないかの時期で、劇団も休み、これからどうしたもんだろうとフラフラ、ピリピリ、ダラダラした毎日を過ごしておりました。

きっと、人生で一番どうしようもない日々を過ごしてました。

その分、しっぺ返しもたくさんくらいました。

そんな私に、手を差し伸べてくれる人がたくさんいて当時は本当に助けられました。

たくさんお世話になり、

たくさん勉強して、

たくさん傷ついて、

たくさん考えて、

たくさん我慢を覚えて、

なんとか10年、過ごしてきました。

20歳から30歳よりも、30歳から40歳のほうが、グンと成長したように思います。

乗り越えなければいけないことが、とにかく多かった。

20代はパワーや勢いで乗り切り、時に「ワー！」っと自分の気持ちだけを子供みたいにぶつけて貫くなんてこともありましたが、30代になったらそうはいかない。

とにかくがむしゃらになりつつ、静かに静かに耐えぬき、ひたすら目の前にある壁や逆光に挑んでいたら、気づけば10年経ってました。

理想の40歳なんてまるで考えずにやってきましたが。

少なくとも、今の生活は割と満足しております。

惑うことなく物書きと言えるようになり、お店では色々な方たちと出会える毎日。

これで不満を言っていたら、手を差し伸べてくださった方々に申し訳ない^^;

しかし、まだまだまだまだできる。

こんなんじゃ、まだまだダメ。

SDであることは、正直まだ全然向き合えてないし、

「なんで普通に喋れないんだよ！なんだ？呪いか？！」

なんて、しょーもない怒りがこみ上げてしまうこともあるけれど、それでも今の生活ができていることに感謝しつつ、まだまだ学び、吸収して、前のめりで生きていきたいと思っています。

とはいえ、もうすぐ40代。

体力の明らかな衰えを感じるこの頃なので、上手なペースを保ちながらいきたいです。

どんな40代の幕開けになるかな？

一つ言えるのは、

確実にハッピーだってこと！！！！

ではでは、また。。。

30代最後の記念に