皆さん、こんにちは。

今日はとても暑い1日でしたね(^^;

 

本日から久し振りに算命学の投稿を再開しようと思います。

待っていてくださった皆さん、本当にありがとうございます!

こうして再開できることを嬉しく思います。

 

最初は守護神法を投稿しようと思ったのですが、それには基礎となる十干をしっかりと把握していないと難しい部分も出てくると思い、まずは十干のことを投稿することにしました。

 

『守護神法』は、算命学を教えている学校(流派)によっても違いが多少出たりすることがあります。算命学は自然の法則に従って成り立っていますから、まずは自然を表す十干(自分の日干となるもの)がどのような性質を持っているかを捉えて欲しいと思います。

 

では、【甲】からお伝えいたします。

 

甲は陽(+)の木質で[樹木〕を表します。

算命学では木質であることから「甲」を『甲木』=「こうぼく」と読みます。

四柱推命では陽のものを「○のえ」と言い、木を表すことから「きのえ」と呼びます。

 

樹木は育った環境で大きく違いが出てきます。

厳しい環境で育った場合は、根が張った太い幹の逞しい樹木となり、芯が強く曲がったことが大嫌いで、どのような困難やトラブルにも負けずびくともしないどっしりとした人になります。

 

それに反して過保護に育てられた場合は、ちょっとしたいじめにあっただけでも挫折をしてしまう、自我が強く頑固で意地っ張りなだけの人になります。

 

甲は樹木が大地に根を張って、長い年月をかけて大きな立派な大木になるように『大器晩成』タイプとなります。芯が強く年齢を重ねるごとに幹が太くなるように、自我心も強くなり、実力も自身も信用も魅力も備わってきます。意志が強く努力家です。

 

真っすぐに伸びることから曲がったことが大嫌いで責任感が強く、道徳や規則を重んじるような人です。他人から見ると頑固で融通が利かない人に見えるかも知れませんが、それは自分のペースを乱されるのが嫌だからです。

 

だからといって人と争うことはしません。黙って着実に自分なりの世界を切り開いていきます。

むしろ平穏で安定した平和な一生を望みます。

真っすぐで一本気で素直な正直者です。

 

ただし、頑固で融通が利かず臨機応変に対処することは苦手で、環境の変化にも弱いところがあります。

本来は人と争うことはしませんが、樹木は自ら動けない分、周りから攻撃をされると自分を守ろうとして反撃をすることもあります。

 

また、一度挫折をすると大木が復活するのに時間が掛かるように、なかなか立ち直れないタイプですから、若い時に苦労をして挫折の経験をしておくほうが良いでしょう。

 

次回は【乙】の性質をお伝えいたします。