皆さん、こんにちは。

本日は、陰占命式表の月柱についてをお伝えいたします。

 

② 月柱(げっちゅう)

陰占命式表の中央に位置する縦の欄は、生まれた月の干支(月干支=げっかんし)になります。この縦欄は日柱と同様、28元素も含めて月柱と言います。

 

  日 月 年

  柱 柱 柱  日 月 年

    月干 → 〇 戊 〇

    月支 → 〇 辰 〇

    28元 → 〇 乙 〇

    28元 → 〇 癸 〇

    28元 → 〇 戊 〇

    干支番号→  5

 

この干支は、生まれた月のエネルギーを記号化したもので、その人の宿命的な性情の25%を支配しているとしています。

月柱は生まれた家系のエネルギーという位置づけをされていますから、人の存在には特別な意味合いを持ちます。

 

人は生物学的には、両親が交わることによって生まれて来ますが、算命学の理論ではそれとは別に、人の命は脈々とつながる家系の流れの中で生み出されるものと考えます。

家系の流れの中で合成される自然のエネルギー(宇宙エネルギー)が、人間の命だという考え方です。

そのため、算命学では生まれた月の時間エネルギー(支)を『月支元命』(げっしげんめい)と特別に読んでいます。

家系というものがなければ、人の命は繋がらないからです。

 

また、脈々とつながって紡がれていく家系は、社会と密接につながっています。

ですので、ここが中殺されると、社会のはみ出し者のようになり、社会の常識やルールに囚われない発想をするようになるのです。

 

次回は、年柱についてをお伝えいたします。