皆さん、こんにちは。
本日は、天中殺で「禄存星」「司禄星」が回る場合の作用をお伝えいたします。
⑤ 禄存星が回る場合
禄存星には、愛情、奉仕、財(回転財)などの意味があります。
この星が年運天中殺で回ってくると、金銭の出費が多くなり、やりくりに苦労したり、何よりも投機的なことには向きません。
ギャンブルや株などで損益を出したり、仕事上のミスなどで、大きな金銭上のトラブルを起こしやすかったりと、お金にまつわる問題が起こりやすくなります。
また、異性、夫婦間の問題が起こりやすく、男性は不倫などの問題に注意が必要になります。
対人関係にも注意が必要な年になります。
⑥ 司禄星が回る場合
司禄星には、家庭、蓄積、保守、結婚、蓄財などの意味があります。
この星が年運天中殺で回ってくると、堅実に溜めた財が、家庭のことや病気の支払いなどで散逸する可能性があります。
男性は妻との間にひびが入ったり、愛人がいる人は、その存在が明らかになったりと、夫婦間に深刻なトラブルを抱えやすい時期になります。
もし未婚で、付き合っている恋人がいて結婚話が進行していたら、それが延期になるなどがあるかもしれません。
ですが、結婚には向かない時期ですから、そこは敢えて延期をして天中殺が明けてから、結婚するようにしましょう。
ちなみに算命学では、結婚を見据えた同棲は「結婚」とみなされますから、同棲を考えている方は同じく天中殺が過ぎてからにしましょう。
次回は、車騎星と牽牛星が回った場合をお伝えいたします。