90年代後半あたりに時々目にした記憶のあるソーラーセイルという、宇宙ヨットのような構造物。
なんと、その宇宙実証がJAXAで進められているとのことおねがいキラキラ

こういう自分では思いつけない出来ない大規模事業を推進してほしくて喜んで税金払いたいという欲求がありますラブ

少し前にクリス・プラットさんの記事で書いた、映画「パッセンジャー」に出てくる宇宙船アヴァロンや、ゲーム「スターオーシャン」シリーズに出てくるカルナスなどなど好きな宇宙船はたくさんありますひらめきキラキラやっぱり宇宙が好き❤️
家具と同じで曲線を含んだ有機的なフォルムのほうが好き🤔

さて、表題の「地球外少年少女」は、礒光雄さんが監督されたSFアニメ作品です。
宇宙船は出てこないですが、宇宙ステーションが出てきます🤗💕

彼の作品は電脳コイルで出会い、骨太な内容にすっかり惚れ込んでしまいました爆笑ラブラブ

電脳コイルと言えば、なんと言っても「電脳メガネ」!
電脳メガネをかけると、現実には存在しないバーチャルなペット(電脳ペット)が見えたり、そのまま電話したりメールしたりが出来るウェアラブル端末ですひらめき

2024年現在あれば、「すごい時代になったな…」と思いつつも、ARという拡張現実は認知されつつあるものです。

しかし、電脳コイルが放送された2007年は、まだスマホも主流ではなく、インターネットといえばPC、そしてガラケーが主流の時代だったと記憶しております。
そんな時代に電脳メガネやARが日常化した近未来SFを映像化されたのは、当時本当に革新的で感動したのですよねおねがいキラキラ

主人公の少女が、取り締まりのサッチー(所属・郵便局)から逃げるために、管轄が違う神社に逃げ込むのは、「サッチーが許可されていないドメインの為アクセスできないから」という設定の作り込みもめちゃくちゃあり得そうでゾクゾクしたものです不安キラキラ

また、礒光雄さんは、監督としてだけでなく、アニメーターとしてもとても優秀だそうで、特に爆発シーンなどは「礒爆発」と呼ばれ広くアニメの作画に影響を与えたそうですびっくり

きっと理系キラキラ


予想としては、特徴を捉えるのが上手な獅子座か天秤座、分析好きな蠍座あたりのいずれかをお持ちなんではないかなぁ?🤔と思っているのですが… あいにく生年月日を公開されていらっしゃいませんでしたので、星は見れずです悲しい


ま、前置き長すぎですが…

そんな礒光雄さんの最新作が「地球外少年少女」。


舞台設定、時代背景、キャラクター設計が秀逸なんですよねおねがいイエローハーツ


舞台は2045年の宇宙ステーション。

「宇宙で生まれ地上を知らない2人の少年少女」と「地球から体験ツアーでやってきた地球生まれの少年少女たち」が、事故や時間に巻き込まれていくジュブナイル。


手の甲に投影されたホログラムが操作端末となり、AIやドローンを使いこなしている。


電脳コイルの予言レベルの技術進化の描写と比べると、本作はフィクションみが強いSFではあるものの…


UNIQLOモチーフと思われるそっくりなロゴの“オニクロ”がカジュアルな宇宙服を量産していたりする… そんな未来は、それはそれで商業発展の仕方としてはどれもあり得そうでワクワクしました爆笑笑い

個人的に、ユニクロさんには素敵素材を開発していただき、ぜひ全気候対応の服を一般販売していただきたいと願っている🥺


これは映像でみると秀逸なので、ぜひCMだけでもみていただきたい🤗

1分30秒だけあなたの時間を下さい🙇🏻‍♀️


サムネの黒髪少年が主人公トウヤなのだけど、地球から来た金髪少年のタイヨウと何かと反発し合い対立しているが、のちに協力関係を築いていきます。


キャラクターにどんな名前をつけるのか🤔

これって作者の方の好みで自由につけられると思うのですが、私の個人的な好みとしては、「天元突破グレンラガン」のキャラクターネームが現行飛び抜けて1位です🥇


主人公シモン(下)と、兄貴分カミナ(上)に始まり…位置付け役割を兼ねつつ名前っぽさを崩し過ぎていないのが秀逸すぎますおねがいラブラブ


トウヤとタイヨウには実際のところ「夜」も「太陽」の字は使われていないのですが、対比は明らかですニヤリ

⚫️宇宙生まれで筋肉が退化していて、反骨精神と感情を優先する黒髪のトウヤ。
ホロスコープのエレメントで言えば火や水っぽいイメージ🤔

🔲地球生まれで身長もあり、品行方正で優等生的な金髪のタイヨウ。
ホロスコープのエレメントでいえばこれはおそらく風や地。正義や正しさの世界観ですね。

そして、それは使役するドローンにも。

トウヤのドローンは黒くて丸いダッキー⚫️
ルールをかいくぐった違法チューンで魔改造され、一部特化してスペックが高く、通常の仕様ではできないことが出来たりする。

タイヨウのドローンは白くて四角いブライト🔲
既製品?支給品?で量産型だが、正規のルートでの権限を保有しており、簡易逮捕(?)などの取締りができる。

そして、コレは少しネタバレなのですが、、、

終盤、トウヤは陽のあたる未知の未来へ…タイヨウは夜の現実へ… それぞれの向かう先を見据え、やるべき事を確信している絵があるのですが…

それがっ… それがもう素晴らしくて胸が熱くなります赤ちゃんぴえん
それぞれの元々持っていた素質や置かれた環境での経験、これまで信じていた(信じ切っていた)価値観との対峙、そしてそこから何を選び、何をしていくのか。

それを見つけた少年たちの人生がこれから進んでいくんだなぁと思える、本当に良いジュブナイル作品です。

未来って明るい、生きていくって素晴らしいと思えるフィクション作品は本当に貴重ですおねがい
まとまりないですがひとまずここまで。


書いてて思ったのですが、感想が彼方のアストラとかなり近いですね🤔

共通点は
・宇宙を舞台にしたSF
・多様性や「価値観とは」みたいな大好きなテーマに触れる
・ティーンエイジャーたちが希望溢れる未来に向かう

みたいな感じでしょうか。

相違点は、
・地球外少年少女は、科学技術や商業などの解像度が高い。

彼方のアストラは、生物の進化や生態系への解像度が高い。

あとは、アストラは最後大人たちをやっつける的なカタストロフがありますが、地球外少年少女は最後にAIの究極進化の先にあるものとは… のような示唆があり終わるのですよね。
その辺で、人によっては作品の後味がずいぶん違うかもしれませんね。