先日、ハイヤーを待っておりますと
「髪に花びらがついています」
と桜貝のような爪をしたお嬢さんに呼び止められ、その指先で花びらを掬って頂きました。
その日は一日中、車での移動、屋内で過ごす事が多かったのですが、どこで春を連れてきたのでしょうか。
旅は道連れと申しますが、知らぬ間に粋な連れ人がいたようです。
〈散る桜 残る桜も 散る桜 〉
という良寛和尚の句がございます。
どれほど美しい桜でも、必ず散っていく、その儚さも桜の美しさの一つ。
花屑になっても、凛としたその佇まいは、はっと背筋が伸びる様です。
過去にご相談者様から
【海外赴任になり、離れてから2年の恋人に、任期が伸びたと言われました。
私にも仕事があるので、国内から離れられない。このまま待つべきなのか、それとも終わりを迎えた方が良いのでしょうか】
というご相談を受けました。
ルーンで占ってみると
〈恋人の心は常にご相談者様にある。
互いに強く思い合い、離れる事は困難で、強い痛みを伴う。
苦しんででも寄り添うべきである〉
とルーンは示しました。
その後も繰り返しご相談者様から相談を受けたのですが、どのような角度で質問を投げかけても
(同一の相談事を短期間で占う事は出来ませんので、質問の意味合いや投げ掛け方を変えて占なっています)
その度にルーンやタロットは
【今は待つ時】
と返答しました。
それから暫くして、今から数ヶ月前に
「彼が日本に戻ってきたので、一緒に暮らす事になりました」
という喜びのお手紙を頂きました。
4月4日の花はトリテリア
花言葉は〈耐える愛〉
冬は長くとも永遠でありません。
必ず、花開く時が来るものです。
