海水が温まり、海水から二酸化炭素の放出と水蒸気の平衡に達するのに、どのくらいかかるか見積もってみました。上が温かく、下が低温な場合、対流は期待できませんので、熱伝導で伝わるとします。1次元熱伝導率では、熱容量×熱抵抗ですから、仮に水深100mの深さが平衡に達するのに、21年かかることに。1000mだと210年ですから、二酸化炭素濃度と気温の上昇に数百年の遅れがあっても不思議ではありません。つまり、地球温暖化のこと4で議論したただちに二酸化炭素濃度を(不可能に近いと思いますが)100ppm下げる事が出来たとしても、数十年程度は気温は上がり続けるのかと。