私は発行していませんが、昨今、マイナカードで勝手に他人の銀行口座をつくったり、他人の携帯を勝手に登録したり、いろいろなことができます。マイナカードの電子情報ではなく、額面の写真や個人情報から、本人の顔写真と照合すれば、なんでもできてしまうことになっています。本来、額面の表面像でなく、ICチップにある個人情報で本人確認すべきところ、これでは、他人が偽造カードでなんでもできる世の中に。

 でも、これを避けるためには、ICチップの情報を読み取るシステムを各種本人確認システムで必要とされますが、例えば、マイナ保険証。各病院や調剤薬局(守秘義務がある有資格者)にICチップの情報を読み取るシステムを導入していますが、これを扱う人物が、もしも、悪意があれば、個人情報を漏出(販売)できますから、大変なリスクとなります。でも、携帯会社や銀行などには、厳密には守秘義務はありませんから、内緒に個人情報を漏らす(売却)行為は容易に横行すると予見できます。

 そもそも、このマイナ制度はありえない制度。犯罪者のための制度です。怒りしかありません。