文部科学省 科学技術・学術政策研究所の表から学士の国際比較は

です。今時、学士は学問をしていませんから、最低線だと思いますが、これは世界と比較しても遜色はありません。しかし、博士号となると、

と、先進国中(フランスを除き)最低レベル(フランスと同じレベル)です。特に、自然科学の人数は1/2~1/3と大変少ないうえ、日本では博士号を持っていても、学士と生涯賃金にさほどの差がありません。一方、欧米では、博士と学士とで、生涯賃金に雲泥の差があります(小室圭さんがいい例かと)。この自然科学の学力・研究力は発明・開発力に重要で、これが国力の基本なはず。金融対策で円安円高が決まるわけでなく、結局は国力で決まるはず。つまりは、自然科学系の博士の待遇を増して、そうすれば自然と博士の人数も増え、国力も増強されるはず。それには、子供の人数が増える(でないと博士も増えない)とともに、重要ですから、少子化対策とともに博士の待遇をアップ(国力があったバブルのころは私の経験から、初任年収1000万円+庭付き一戸建て:私は蹴りましたが、などと、学士とは10倍ほどの格差があったので・・・・)させないと、日本の将来は暗いことになります。