以前、郵貯のセキュリティがあまりに酷いことになっていましたから、今では改善されているようですが、郵貯のネットバンキングは私は使っていません。私の場合、数10万程度の少額口座(2行うち、一行は送金限度額を1000万円可能)では、ID+パスワードに加えて、携帯へのショートメッセイジのワンタイムパスワードで、のセキュリティです。どこでも送金チャージなどができ、便利ですが、これは携帯を奪われるかしたうえ、ID+パスワードをスキミング等があれば、完全に乗っ取られます。ですから、というか、昔から使っている数百万円の口座(当時は日本の、現在はアメリカ資本)では、そもそも携帯がない(当時あっても、PHSでしたから、すでに存在しません)ので、絶対盗まれない固定電話で登録しているため、ID+パスワードに加えて、セキュリティマトリクスカードと、これに加えて絶対盗まれない固定電話への合成音声ワンタイムパスワード(ちょっと面倒だし、自宅からしか送金できないうえ、送金限度が低い=200万円)と、高いセキュリティだと思います。面倒だし、自宅からしか送金できませんが、やはり固定電話へのワンタイムパスワード(できれば、+セキュリティマトリクスカード)が最善の方法だと思います。自動車を買ったときは、送金限度を上回ったので、送金限度額が1000万円の少額口座へ送金を2回して、少額口座から送金するという合わせ技を使いました。少額口座は常に少額に保ち、主に通販(アマゾンなど)の原資としています。

 ところで、大谷選手の送金のこと。恐らく、スキミングなどで、ID+パスワードは知っていそうだし、そもそも銀行での手続きに一平さんが行い、知っていたのではないかと。あとは、携帯もパスワードのスキミングか、手続きのときの中で知りえたのでは?指紋認証とかは、リセット後はパスワードしか入れられないので、簡単に乗っ取れます。大谷さんは、人が好過ぎて、人を信じすぎ、所謂”世間知らず”なのだと思います。口座を乗っ取られたとしても、一平さんの肩代わりをしたとしても、非常識だと思います。英字新聞では、”大人になれ”との評。