【島の評価】
バルトラ島★☆☆☆☆
空港しかない。だがしかし、3回も踏み入れざるおえず。
たとえば、本土でツアーを申し込んでおけば、プエルトアヨラの街へ行くことなく、ここからクルーズに参加することができる。
また、それがゆえに、クルーズ最終日ここに落とされることが多い。
空港では、ガラパゴス記念スタンプがもらえる。スタンプくれ!と声をかけるしかない。
動物はフェリーでサンタ・クルス島の渡るときにアシカを見れるといった程度。
サンタ・クルス島★★★☆☆
飛行機の関係で必ず訪れるであろう島。
諸島最大の町プエルトアヨラには数多くのツアー会社が存在し、比較するのに便利。
開始直前のラストミニッツセールをゲットできる可能性大。半額以下でクルーズに参加できる模様。
イザベラ島とサン・クリストバル島への定期便がある。片道30ドル。往復50ドル。
夜になると、港付近で、なぜか屋外バレー大会が始まる。
街の海岸沿いには、ガラパゴスアシカ、ガラパゴスウミイグアナ、よくわからんカニが大量にいる。
「チャールズ・ダーウィン研究所」では、ガラパゴスゾウガメがわんさかいて間近で写真も撮れる。でも、触ろうとしたり近づきすぎると、スタッフの雷が落ちる。有名なロンサムジョージもここにいる。でも、ジョージよりデカイゾウガメはけっこういる。
また、あまりみかけない、ガラパゴスリクイグアナもいる。ここには、タローさんと、そして、カズくんルミさんと、二回もいった。
《サンタ・クルス島のその他》
宿…ホテル・サンタクルス=10ドル(水シャワー)
ツアー…JOYBE(比べた結果ここが一番安かった。ものにもよると思うが。客になれば自転車使い放題、しかし、純粋なツアー会社なためウエットスーツなどの装備はほぼないに等しい。スタッフ○)
ダイビング…アルバトロス(器材は非常に充実しているが、若干故障しているものもある模様。ダイビングのガイドがかなりテキトー。安全停止なし。深度計がフィート表示でさっぱりわからない。ランチは残念な雰囲気が漂う。写真データをCDでもらえる。まあ、実際、別にオススメはしない。ダイビングの値段はどこも大差ない。)
※ゴードン・ロック(ダイビングスポット)
サンタ・クルス島の東側にある。
寒流たるフンボルト海流の寄与により、とてつもなく冷たい。
ロングのウエットスーツの上にショートのウエットスーツを着て、フードにシューズに手袋しても寒い。凍える。
最近の雨だけの理由ではないが、透明度が非常に悪く、いつものように右耳が抜けずに他の参加者から離れてしまうと、泡以外で位置が判断できない。見えない。
ヴィジビリティ10m以下だと思われる。
ハンマーヘッドシャークをけっこう見れるというポイントなのだが、見られず、、、というか他の参加者に聞いても見たものはいない。本当に見れるのか?
80フィート付近でウミガメと遭遇。水中遊泳を楽しむ。
実際、ダイビングをする必要はない。シュノーケリングで十分、というかそっちの方がいいだろう。
得られるものは「ガラパゴスでダイビングをしたという事実」のみである。魚も少ない。
フロレアナ島★★★★☆
アシカ、イグアナがわんさかいる。初めてアオアシカツオドリを見かけたのはここだが、どこの島に行ってもいる。
一回目のシュノーケリングではウミガメと泳ぎ、
二回目のシュノーケリングではアシカとダンスした。
魚もけっこういるが、ガラパゴス諸島の透明度はかなり低く、水は冷たい。
いろんな動植物を初めて見かけたのがココだったため評価は高いが、今思えばそこまででもないかも。
陸も海もバランスよく楽しみたければ、オススメの島である。
トラディッショナルな郵便箱がある。詳細はwikipediaのトリビア欄を。
エスパニョーラ島★★★★★
クルーズツアーのみ。遠いため、デイツアーでは行くことができない。
アルバトロス(ガラパゴスアホウドリ)が見られるのはここだけ。嘴を高速でぶつけ合うコミュニケーションは必見。
アオアシカツオドリの足を交互に上げるダンスは愛らしい。
崖があるため、上昇気流を求める大きめの鳥もみることができる。
島自体の雰囲気がいい。当然の如く、アシカやイグアナもいる。
シュノーケリング時にカメやアシカと泳ぐことができたが、もはや珍しいことではない。
サン・クリストバル島★★★☆☆
ツアーの関係で博物館に連れて行かれるのだが、退屈極まりない。
町もかなりショボイ。ちなみに、町がある島はサンタクルス、イザベラ、ココのみっつだけ。
有名な「キッカー・ロック」はこの周辺にある。
ある程度透明度の高いシュノーケリングポイントがある。3,4匹のアシカと水中ダンスすることできた。アシカと泳げるスポットなのかもしれない。かなり楽しかった。
陸上のアシカは怠惰極まりなく、いつ行動しているのか謎なくらいだが、水中に入るやいなや、想像を絶するスピードで泳ぎ、驚くべきターンを行いついていくのは泳ぎが得意じゃなければ不可能。
ノース・セイモア島★★★★★
鳥を見たいのならココ!!
さすがにアルバトロスはいなかったが、赤ちゃんカツオドリもいるし、なにより、ランの花のように赤い空気袋を膨らませたガラパゴスアメリカグンカンドリをみられる。
エスパニョーラ島にもいたが、たくさんいるのはココだけ。間近でみることができる。
鳥たちの楽園。
ちなみに、ダーウィンフィンチなどのちいさな鳥はどこにでもいる。
イザベラ島★★★★★
デイツアーで70ドル。往復定期便50ドルと考えれば、まあ、高くはない。
ここにはツアーに申し込まなくても定期便で来ることができるが、この島にてシュノーケリングツアーなどに参加しなくては見所にいくのは難しいかもしれない。
なんにせよ、この島かなりいいですよ。
ちいさいが野生のゾウガメが国立公園の道路にいて、かなりの量みることができる。(まあ、完全に野生ではないのだけれど、、、囲われてないという意味で。)
フロレアナ島にもいるはずだが、残念ながら見ることのできなかったフラミンゴも発見。
ガラパゴスのフラミンゴは特にピンク色が強いそうだ。確かに。
また、世界で三番目に小さいペンギンもこの島でみることができる。
シュノーケリング時にホワイトチップシャークの寝床の上を泳げる。素潜りが得意なら触ることも可能。3,40匹は常時いるようだ。
この島には、一時期監獄として使われていた地域もあり歴史的価値もある。
また、私は行っていないが、世界で二番目に大きな火山(ん?カルデラだったかな?)がある。
ついでに【クルーズ船・アミーゴ号】
クルーズ船にはランクが三つある。
ツーリストクラス、高級ツーリストクラス、ファーストクラス。
まあ、飛行機みたいなものだ。
で、アミーゴ号は高級ツーリストクラス。
ということで、食事内容はなかなかだった。
私たちは頻繁におかわりをしていた。
おじちゃんおばちゃんが基本だったので、量が少ないのだ。
参加者も医師や教師などが多かったように思う。
部屋はバックパックを持ち込んだら通路が無くなるほどの狭さ。
二段ベッド。
トイレ、シャワーつきだが、シャワーは海水と真水のミックスであるため、若干べとつく。
電源はとれる。
スタッフの雰囲気もいい。
うーん、、、、
こんなもんかな。
ガラパゴスがここ1ヶ月くらいずっと曇り!っていう時期だったんですよ。
残念なことに。
だから、まあ、昼間に晴れ間が見れればもうけものって感じでしたね。
到着日が日曜だったから、店は閉まってるわ、曇りで暗いわで寂れた街にしか見えなかったもんなー。
ちなみに、イースター島よりだいぶ都会です、ガラパゴスの街は。
イザベラ島の街はちょっと南国チック。
いやはや、航空券、入島税、クルーズ代、ツアー代、ダイビング代、宿代、飯代、もろもろ合わせて10万はいきましたね。
ええ、逝きました。
札束が天使の羽をはばたかせ、、、、
でも、それだけの価値はあったと自信を持って叫ぶことができます!!
カメやアシカと泳ぎたい人、珍獣が見たい人、ゾウガメで亀仙人ごっこしたい人(スタッフにしばかれる覚悟があれば・・・)は是非いつの日か訪れることをオススメします。
後悔はさせません。
ただ、一人で行っても寂しいだけなので、誰か喜びを共有できる人と訪れてくださいな!!
以上、ガラパゴス諸島、総まとめでした!!