分娩室に入ると、フラフラ分娩台に上がりました。
脚にビニールをつけたり、お腹に機械を付け直したり、慌ただしく準備がすすみます。
分娩台に足を置く部位があり、助産師さんが高さを調節していましたが、なんだかしっくりこない場所・・・[みんな:03]
初心者なのでそんな文句は言えず、とりあえず足をかけました。


分娩室のゴールはもちろん赤ちゃんとのご対面[みんな:01]
陣痛という赤ちゃんを押し出す痛みの波に合わせていきむと、赤ちゃんが産まれてくるのです[みんな:02]

◼流れ
大きな痛みがきたら→息を大きく吸ってー吐いてーを2回→ぐぐっとお腹に力を入れていきむ!

いきむ時は手元のレバーを握り、おへそを見るようにして目は開けててくださいね、と指示。
トイレで大きい方するかんじです、と。

ちゃんとできるかなあと不安になったけど、陣痛の痛みがきて呼吸を整えると自然にいきんでしまうのが不思議!

しかし・・・くずはいきむのが下手だった・・・!!!


今になって思うと、トイレで大きい方するのと、出産のいきみって違う[みんな:04]
力を入れる場所が違ったの!
前もってTOMが違うと教えてくれてたんだけど、実際にそれに気付いたのは出産後だったなー。


17:00頃に分娩室に入り、何回かいきんでみたものの赤ちゃんはなかなかでてこないしょぼん
赤ちゃんの頭がちょっと大きめだから頑張ってお母さん、と言われました。

ガンツに似たんだな頭がデカイとこ・・・!!
と自分のことは棚にあげてイラつくくず。

いきむけど、思うように体に力が入らないし、足の位置が下過ぎて踏ん張りにくい。
手が汗ばんでレバーも握りにくい。

何度も何度もいきんでかなり体がグッタリしてきました・・・。

そう、最大の敗因は体力不足・・・。
いざ分娩台まできたくせに、くずは体力がつきて途中いきめなくなったのです[みんな:05]

ああ・・・お昼になぜわたしは沖縄そばなんて食べたのか・・・!!
もっとスタミナがっつりなごはんを食べておけばよかった[みんな:06][みんな:07]
と、死ぬほど後悔。
更に、陣痛中は気持ち悪くてたいして水分も取れなかったけど今になって猛烈に喉が渇いているー!!

この時すでに分娩室に入って1時間以上たっていました。
このあたりで、大きな陣痛の波がきにくくなっていました。
モチベーションも下がってきていました。

そんな時、助産師さんがきて「旦那さんが到着しましたが、立会い希望でしたか?」と!
あれっ、到着早いな!まだお仕事終わってない時間なのに・・・。
お仕事を早引きしてきてくれたんだな[みんな:14]と嬉しくなりましたが・・・「立会いいらないです。1人で集中したいショック!」と答えたくず。

ガンツ君・・・産まれる前日も立会いしたくないけどした方がいいんだろうか・・・って言ってたし、この苦しそうな死にそうにな姿を見せたくない・・・。
と思いました。
ほんとは立会い希望の紙にサインしてくれてたし、立会いたい気持ちももってくれてたんだと思うんだけどね。
ごめんねガンツ君。


助産師さんが先生に相談し、強い陣痛がくるように促進剤を使うことに決めたようでした。

陣痛室で血管確保の為に点滴用の針を刺してもらってありました。
しかし陣痛やらいきみやらで暴れた結果、針がいつの間にかズレて出血[みんな:08]
反対の手に針を刺し直しされちゃいました[みんな:09]
手首あたりにぶっとい針を刺すんですが、やっぱり序の口の痛み[みんな:10]

促進剤の点滴をセットして数分後、何度目かの強い痛みに合わせていきみました。
助産師さんが慌ただしく「先生よんできて!」と叫んでいました。
赤ちゃんの出口と思われる場所が押し広げられているのと、強い灼熱感とを感じました。

今赤ちゃんがでてきてるんだ!
もっとスルッとでてくると思ってたのになんか長いな!!

と意外に冷静に考えながらいきみ続けました。
このとき、今日最大の力を振り絞って、分娩台の足置きをシカトして別の場所に足を置いて踏ん張りました。(やっぱり足置きの場所が悪かったと思う[みんな:11])

いつの間にか先生がきていて、おめでとう!と言われました。
助産師さんもおめでとう!と言ってくれました[みんな:12]

それを聞きながらくずが最初に思ったことは・・・
(ようやく終わった・・・!!)
でした。
すいません、感動のない奴で[みんな:13]

オギャアオギャア、と赤ちゃんらしい声で泣いてくれていました[みんな:15]
フキフキしたり、体重測定したりしてからわたしの胸に赤ちゃんを乗せてくれました[みんな:16]

おおおーようやく会えたね!
肌が紫色だあ!
確かに頭でっかいぞ!

なんて思いました[みんな:17]
その後ガンツ君が分娩室にやってきて、頭をナデナデしてお疲れ様、よく頑張ったねーと言ってくれました。

その後写真撮ったり、分娩室の外で待ってくれていた母たちも赤ちゃんと対面!
その間くずは胎盤を出したり(いつの間にかでてました)、アソコをチクチク縫われたり(麻酔してちょっとだけ痛かった)・・・。

母たちが帰り、ガンツ君と赤ちゃんと分娩室で1時間ちょっと過ごしました[みんな:18]
この時に赤ちゃんにおっぱいを始めて吸わせました[みんな:19]
まだ母乳はでてないのですが、吸ってもらうだけで幸せな気持ち。
愛おしかったですラブラブ


初日は母子別室のため、この後くずはガンツ君とお部屋に帰りました。
踏ん張った足がワナワナして、レバーを握っていた手がもはや筋肉痛で大変でした。

もう、完全に動きがおばあちゃん。
体中が痛くて、だるくて、ベッドで横になって寝たいんだけど、陣痛の痛みがまた襲ってくるような気がして、寝れず・・・。
目をつむると、赤ちゃんの心音を測っていた機械の音が聞こえてくる気がして、やっぱり寝れず・・・。

初日はガンツ君に病室に泊まってもらいましたが、彼はちゃんと寝たようでした。


長い一日がようやく終わりました。
最初の前駆陣痛らしきものが夜中の3:30にきて、本陣痛が10:00頃始まり、産まれたのは18:38でした。
特に分娩室に入ってからの1時間半は長かったなあ・・・。

本当にいい経験をしました[みんな:20]
助産師さんが優しくて、ありがたい存在だと思ったし、家族がわたしを大切にしてくれているのが分かりました。



余談ですが、病院に泊まったガンツ君、夜ごはんを買いに一度外へ出たのですが買ってきたのはなんとキムチ弁当と餃子!!
病室にものすごい臭いが・・・!!
ドン引きしました[みんな:21]


こうしてくずの妊娠生活は幕をとじました[みんな:22]


[みんな:23]


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