くずは怖がりで強がり。
山積みの仕事を抱え今日も残業をしていたところ、10時過ぎに残っていたおにぎり先輩がもうそろそろ帰ると言った。
1人でも大丈夫?
と聞かれ、はい
、と答えた。
……。
けれど!
くずは大の怖がりさん。
1人きりの会社なんて嫌に決まってるでしょ!
でももう10時なのに、
待っててくださぃ~~~!
なんて言えないので、はいと答えたのである。
おにぎり先輩はバケオ
怖くないんですか?
と聞くと、
だって見たことないもん。
という涼しい返事。
確かにな…ということで、1人でも頑張れそうになってきたくず。
そんなとき、おにぎり先輩が…。
でも僕のお母さん看護士してるのね。
で、おばあさんとかに挨拶されちゃったりしたことあるらしいよ。
って。
おばあちゃん?
うん、亡くなったおばあちゃん…。
……ぞぞぞ。
怖がりなの。
そんなこと言われたら怖くなるやん。
もちろんおにぎり先輩の背中を押してそそくさと帰りましたよ。
山積みの仕事はまだ片付きません
