ワンニャンを救え!−熊本大地震[その2] | どら猫でござる。

どら猫でござる。

ゴールデン猫劇場

こんにちは(_ _)

前号からの続きです。

あらかじめお断りしておきますが
この記事は
あくまでも犬・猫主体に書いてます。

なので
被災者の方たち(人間)のケースと
混同されないようにお願いします。

現在の状況は深刻です。
そして、こういう災害の場合
現場の状況は刻々と変化します。

昨日と今日では・・・
いや、午前と午後でも変わるケースは
かなりあります。

今、現地で足りないもの・・
それは動物に対応する人員と
キャリー、ゲージです。

フード類や生活用品も大切ですが
とにかく、キャリー、ゲージと
圧倒的にスタッフ、人員が足りません。

自衛隊や警察、消防などは
ほとんどが人間中心に動いてますので・・
これは仕方のないことです。


(PHOTO by CDCA)


今、避難所には
どんどんと避難者が押し寄せています。
どこも満杯状態です。

熊本の場合は
飼い主や保護者同伴する場合に限り
犬や猫も避難所に入れます。


(PHOTO by CDCA)


しかし・・・
3.11の時もそうでしたが
現実問題として
人が重なり合っているような屋内に
犬や猫を連れて入るのは偲びない・・

鳴き声や臭いや抜け毛など
これを嫌がる人は大勢いますから

「他人に迷惑をかけたくない・・」

との思いで
あえて屋外で過ごす飼い主さんは大勢います。


(PHOTO by CDCA)


しかし・・・
キャリーやケージがないのです。

車で来た人は
とりあえず車内に居場所はありますが
(それでもキツイ・・)

車がない人は
何時間も犬のリードを持ったまま
屋外で過ごさなければなりません。

猫はさらに深刻で
リードすら着けられず
やむなく手放すという状況です。
キャリーやケージさえあれば・・・


(PHOTO by CDCA)


行政の職員も
動物への対応はできない
(人員が足りない・・)

したがって
動物関連の救援は
民間にたよるしかないのですが・・。

地元には
大勢の犬や猫を受け入れ可能な
余力を持った保護施設も団体もありません。


さらに今・・
現地は物流が滞ってます。

九州の東西を横切る重要ルート57号線が
あの崩落によって分断されています。

また、縦のルート
高速道路も分断されています。

その他
諸々の道路もあちこちで寸断されています。

なので
全国から善意の物資は
続々と送られてきているのですが
現地に届きにくいという
非常に切羽詰まった状況です。


したがいまして
皆様の善意の気持ちは有り難い
有り難いのですが
民間の宅急便とか
運送会社に依頼しての個人宛への送りつけは
誠に申し訳ないのですが
今は控えた方がいいと思います。

現地の各行政でも
民間の宅急便、運送会社による個別配達は
現在は受け取りをお断りしています。
送付できるのは公的機関へのみです。

全国から圧倒的な数の物資が続々届きます。
届きますが
それを仕分け、分配するスタッフがいないのです。


なので、現実問題として
物資を送る場合は現地に直接
自分で、自己責任において
運ぶしかありません。

仮に、その場合でも
地元在住でない限り
地の利がないので困難だと思います。

さらに
ボランティアも
個人(グループ)は受け入れていません。

現地で活動できるのは
それぞれの居住自治体に登録している
ボランティア団体・グループだけです。


これは
勝手に入られても
安全の保証ができない。
それと
すでに、ボランティアに成り済ました
窃盗団(日本人ではない、あっち系)が入り込んでいる
これらに対する治安の維持の意味もあります。


(PHOTO by CDCA)


ので
皆様のご好意は有り難いのですが
これらを踏まえて
今後の支援活動をよろしくお願いします。

では、どうすればいいか・・

現段階では
県外からの救援物資は
専門の団体におまかせするしかないのかな
と思います。

今、ご紹介できるのは
「CDCA一般社団法人民間災害時動物救済本部」


(PHOTO by CDCA)


災害時に被災動物を保護する
活動をしている組織です。
現在も、福島県飯館村で
福島原発事故により取り残された
犬猫たちの救済活動をしています。

■ 熊本県地震災害 非常時動物救済活動
CDCA一般社団法人民間災害時動物救済本部は
熊本県地震災害にできる限りの対応を致します。

CDCAでは
行政に速やかな対応を求めると共に
情報収集を計り
ペットの預け先に困っている被災者様と
受け入れ先団体様や
動物病院等を繋げるように懸命に努力しています。

■物資搬送協力のお願い
1.福岡県内で
支援物資の受入可能な場所の
お申し出を頂きました。
搬送のための中間地点の確保等を
緊急で決めてまいります。

決まり次第、送り先とフード等の
必要な物資詳細を記載致しますので
その節は早急なご協力を願えましたら幸いです。

尚、ケージにつきましては
置き場所の関係から、一旦
ご協力いただいております
神奈川県の
「TNR日本動物福祉病院様」宛に
送ってください。

集まり次第
こちらの指定通りに発送していただけます。
既に、先ほど、第1便として
13台のケージと4台の捕獲器の発送を
承諾頂き手配してくださっています。

●ケージのみ受入先 (指定日なし12時から17時)
〒210-0834神奈川県川崎市川崎区大島4-23-13-1F
TNR日本動物福祉病院 ボランティア事業部宛
044-276-9388

なるべくそのあとに
(CDCAまたは、熊本)と書き入れてください。

●フードなど他の物資受け入れ先は
福岡になります。
18日中には決定の見通しです。

2.1で決まった
物資受入場所から各避難所まで
物資を搬送していただけるボランティアさん募集。

[A]福岡→熊本避難所
[B]福岡→植木インター付近中間→時保管場所
[C]植木→時保管場所→熊本避難所

※被災地でのボランティア活動に関しては
全てにおいて自己責任になります。
大きな余震が続く中での活動になり
可能であれば、各社会福祉協議会の
ボランティア保険への加入をお薦め致します。

※避難所での対応等
一般常識を持ち
災害時の状況に配慮ができる方。

●現地で活動される
動物のボランティアさんはわずかです。
動物に向けられる手が殆どありません。
動物愛護団体様他
災害時の現地対応のご検討を
お願いできますと大変ありがたいです。

一般社団法人 民間災害時動物救済本部(略称:CDCA)
代表理事 西澤ひと美
 TEL:090-3815-2924(24時間受付ています)


もし、こういった組織を通さず
直接、ボランティアなどで
ご協力していただける方は
必ず専用窓口に連絡をしていただき
支持を仰いでください
(勝手には入れません)

■窓口
熊本県庁健康機器管理課

また、直接、現地に
動物用災害物資を支援していただける場合は

「熊本県動物管理センター」
にお送りくださるようお願いします

またお送りいただく場合は
下記のお願いをしています

[1]同じものを1箱に梱包
たとえば猫のドライフードならドライフードだけ
ペットシーツペットシーツのみ

[2]箱の上部と 側面に中身の名前を記入
たとえば 猫のドライフード ペットシーツ

[3]
賞味期限の間近なものは箱の外に期限を記入
以上の3点をよろしくお願いします


■送付先
熊本県動物管理センター(災害支援)
〒 861-8031熊本県熊本市東区戸島町2591

以上よろしくお願いします
できましたら拡散よろしくお願いします

■その他、対応可能な施設

「熊本県動物愛護センター」
〒861-8045 熊本県熊本市東区小山2丁目11-1
電話:096-380-2153

「熊本県人吉保健所」
〒868-0056 熊本県人吉市寺町12-1
電話:0966-22-3107

■熊本県の迷子犬&猫の検索
ワンコ:
http://www.kumamoto-doubutuaigo.jp/search_hokaku 
にゃんこ:
http://www.kumamoto-doubutuaigo.jp/search_hokaku

では、どちら様も
ワンコ・ニャンコの命を守るため
みんなで力を合わせましょう。

by どら

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