☆腕の故障は、『野球生命に関わる』ので、腕の使い方はとても重要な事になります。

私は、プロになってから肘と肩の故障を何度もしてしまいした。
最終的に、「肘の故障で思う様に投げれず引退せざるを得ない」と言う事になりました。
年齢は30歳でした。
引退にはまだまだ若い年齢と言えるでしょうね。
心残りとなる野球人生です。

★当時は痛いのを我慢して投げてましたが(痛いと言えば使ってもらえなくなるので)、それにも限界があってそれで引退を決めたのです。

故障によって当然良いボールは投げられなくなります。
「コントロール、スピード共に」どちらも悪くなるのが肘の故障です(握力の低下)。

★故障の主な原因は、腕の使い方(テイクバックの取り方)にありました。
理論を考えて行くうちに、それが解かりました。
★現役時代の私テイクバックは、肘から挙げてく方法でした。
これは、現在でも良い(推奨する指導者が多くいる)とされてるテイクバックの取り方だと思います。
私もこれが最も良いと思って使ってましたが、結果的にこれが間違いだったんです。

◎現役の時点で新たな方法が解ってれば、違った終りか方(もっと活躍して寿命が長く)になってたのではと思います。

考えて出した方法は知られたくないですが、今の私は間違いなくこの方法でやり直したい(過去には戻れず無理)と思ってます。

過去に戻る事は出来ないので、野球に取り組んてる選手に役立てる事となると思いお伝えする事にしました。

☆故障しにくい腕の使い方は、『テイクバックがポイント』です。
『最も良い方法』を見つけてます。

☆この方法のテイクバックにしたら、痛みは消えて良いボールが投げれる様になり私が甦れたからです。

何故か?
☆それは、テイクバックが変わる事で『腕の使う筋肉の主体になる所が変わる』からです。

使う筋肉の中での、強い所が主体になったからと思いました。

★痛めてしまった、以前のテイクバック(肘から挙げてく)だと、最も強い所が主体にならない。
新たな方法が、最も強い所を使う(後に大学の教授にお墨付きを頂く)と考えました。

現役の時に知りたかったと後悔しましたが、後の祭りです。

引退した当時は、二度と野球には関わるまいと決心してました。
喫茶店を開業したので、この仕事を全うして行く決意と言う事です。

喫茶店を営業して行く中でも、自然に野球は見てました。
見ながら、「故障しにくい腕の使い方は無いものか?」については常に考えていました。

そんな中で、ヒントが見つかり試して見たくなったのです。

お客様の中には、元プロ野球人の私が経営してるのを知って私をチームに誘う事があり、テイクバックの取り方を試して見ようと参加する事になってしまったのです。

その様な方の中から教えて欲しいとかがあり、テイクバックの取り方を教える事となりました。

コントロールが良くなり、スピードも良くなり、痛くならず回復力の良い事(疲れにくく、連投も平気)が解って来たのです。

この様になるテイクバックの取り方とは?

◎テイクバックする時に、『ボールから(親指と人差し指を上にした握り)上げてく』腕の使い方(動かし方)です。

☆深呼吸をする感じで手から頭の高さに挙げて行く方法になります。上げて行く間に、手を内旋して上げるのがポイントです。

◇印の写真が、腕の負担が最も軽いと考えるテイクバックの取り方です。

◇親指と人差し指が上になる形での、テイクバックの見本。
◇今永投手
◇ガルベス投手(巨人時代)
◇左上、稲尾投手。右上、岩瀬投手。
◇左下、澤村投手。右下、村田投手。
この投手達は、伝説の投手です。
鉄腕と呼ばれたりして、長きに渡って大活躍した投手です。
テイクバックの取り方が共通してるでしょう。
ボールが見えるので、深呼吸をする要領で手を内旋しながらボールを挙げてくテイクバックです。
腕の負担が最も軽い、テイクバックの見本ではないでしょうか。

◇星野投手(私です、年齢は50代)
テイクバックを変えて甦り、マスターリーグで登板した時のスタイルです。
親指と人差し指が上になる感じが出てると思います。

☆手のひらを内側に回す様に上げるので、少し腕を内旋してます。
動画でないので動きは見えませんが、内旋させる様にはしてます。
筋肉の無駄使いがないので、負担が少ない事になるのです。

その感じのまま腕を振ると、小指が先行する様になります。
それで良いのですが、小指が先行したままだと自然にスライダーかカットボールになります。

これは、そのまま変化球として使えば良い事になりますので覚え置きましょう。

☆ストレートにするには、『内旋した分だけ元に戻す事』です。
この様に腕を振りながら内旋したモノを元に戻す様に使って投げる!
これが、肘に対する負担が最も軽くなる使い方と言う事です。

野手にとっても効果的です。
素早く投げるには、このテイクバックが必須となるからです。

◎アンダースローやサイドスローの投手でも、テイクバックの取り方は重要です。
この投手達(球界のレジェンド投手)に共通するのが、年間の勝ち星が凄い事(30勝以上)です。
沢山勝つには、それに応じて登板数や投球イニングが大になります。
それに耐えれる腕は、負担が軽い使い方が絶対条件だと思います。
腕の負担が軽いテイクバックが共通してたのです。

◇印の写真が、見本の投手です。

◇秋山投手(大洋時代)
◇杉浦投手(南海時代)
◇小山投手(阪神時代)
皆さんは、昭和の時代で大活躍した投手達です。
テイクバックの取り方が同じで共通してます。
そして、沢山の試合やイニング数はとても多く投げてます。
腕の故障が殆んど無かったからと思います。

◎腕の故障が少ない選手は、好選手と言われてます。
このテイクバックを身に付けて行けば、好投手そして好選手や投手寿命が長い等の確率が高くなるという条件を持つ事となるでしょう。