☆一番となるのが、インパクトでの両手の形が共通していると言う事です。

◎ボールを捉える時点の両手の形で、結果には大きな違いが出る!
それを理論にしたのが星野理論になります。

★この理論(写真の様な両手の形で打つ事)は、約42年前に作り上げてます。
この当時(1980年頃)は、落合選手(ロッテ、中日、巨人、日ハム)が凄い成績を出してました。
なので、打てる為には落合選手のフォームを参考にするのがベストと考えました。
落合選手以上になる為には、落合選手の手の甲の向きより更に良くして行くべきと考えました。
落合選手の両手の形を基としながら、アレンジ(手の甲と手のひらが前に向く程最強となる)を加えて理想的で最強型を作ったのです。

★その形が出来てるのを見たのが、20歳でメジャーデビューした時のハーパー選手でした。
ハーパー選手は、落合選手の手の甲の向きよりも前向きだったからです。
これが目指すべきインパクトでの、手の甲の向きとしてました。
現実に出来てる選手はいないだろうと思っていましたが、メジャーの選手の中にはにはいるんだと思いました。
流石メジャーですね。

その後は、ハーパー選手を見本として行く事にしました。

この形を作るには至難の技とは思いましたが、自然に出来る選手がいる事が解ったので、方法を伝えて行けば少年達も出来上がる筈と考えました。

その後のハーパー選手の活躍は凄まじいモノでしたので、私は当然の結果だと思ったのです。
現在も、メジャーのスーパースターを続けてます(2023年時点)。

☆ここに載せた選手達は、理論を完成させた時点では生まれていません。

現在日米の野球で最も凄い結果を出してる選手達ですが、後付けで理論にしたのでは無いと言う事は解って頂けるのではないでしょうか。

★共通点としては、手の甲(右打者は左手、左打者は右手)が投手に向き、手のひら(右打者は右手、左打者は左手)も投手に向く様な手首の形になってボールを捉え(ミート)てる所です。
『この形で捉えれる様に両腕が使われてる事』が共通です。

腕を動かしてる筋肉は見えませんが、中身の動きが共通している事になるでしょう。
腕の中身(筋肉)の動き(動かし方、使い方)がとても大事と言う事です。

皆さんのバッティングのフォームを写真に撮って、インパクトの両手形を確認して見比べると良いでしょう。

★共通してたら、間違い無く打てる打者です!
自信を持って進んで行くと良いでしょう。

もし違った形でボールを捉えてたら、同じ形になる様に練習する事ですね。

『出来る様になる方法』は、教室で行ってます。

方法の一つとしては、掃除をするホウキを使います。
1 ベースの上に砂がある事を想定して下さい。
ホウキをバットを握るのと同じにして、ベースの上にある砂を全て掃くようにして行きます。
ホウキをベースの上で止めます。
全ての砂を掃くには、ホウキは幅広くなってないとなりません。
そうなってる時の、手の甲は前向き(利き腕の方は、手のひらが前向き)の筈です。
この訓練をして行けば自然に出来る様になり、腕の使い方(動かし方)も解るでしょう。

★利き腕でない方の腕は「飛距離に関わる」ので、「手の握る指の力加減がポイント」になります。
「力加減」は、「親指と人差し指は力を抜き」、後の三本は力を入れて入れて握ります。
構えはゆるくしてインパクトに向かうに連れて強く握る様にしてスイングをします。
特に小指と薬指は全力で握るのが、飛距離を伸ばす為には必要となります。

★利き腕も肝心とするので、理想的に動いてるかの確認方法としては、利き腕の人差し指を利用します。

◎バットを握る時、利き腕の人差し指をバットに伸ばして添える(指先だけ付ける)様にします。
他の指は、何時も通りでバットを握る(力加減を考えて)。
力加減は、親指の力はスイング中抜いて力を入れない事。
中指、薬指、小指は、構えでは抜き、インパクトに向かうに連れて強く握る様にします。

☆その握りで構えて、人差し指の腹に意識(ボールに向けてく)をさせてスイングを行います。
確認なのでゆっくりとボール迄バットを進めます。

★ボールとバットが当たる所で止めて確認です。

人差し指の腹が、ボール側(指は全体はバットよりも捕手側の事)を向いてれば利き腕は正しく(的確に当てれる意味)使えてる事になります。
見本の打者達が、人差し指をバットに伸ばして添えたらボール側に向いてると考えられると思います。
どうでしょうか?
「利き腕の人差し指の腹に神経を集中」させて、「指の腹でボールを捉える意識」でスイングを行う事です。

★捉えれれたら、利き腕は理想的に動いてる事になります。

これを繰り返していけば、、人差し指を添えなくても利き腕は正しく動く様になるでしょう。
これで、とても良く打てるスイングの完成と言う事です。

◇インパクトでの、両腕と両手の形が最強型とする見本スタイル。
◇大谷選手
左手の人差し指をバットに伸ばして添えたとすれば、人差し指の腹はボール側に向いてるでしょう。
◇ハーパー選手
右手の甲が前向きでボールを捉えています。

◇吉田選手
右手の甲が前向きです。

◇村上選手
右手の甲と左手のひらが前向きです。

◇柳田選手
右手の甲と左手のひらが前向きです。

◇ジャッジ選手

◇岡本選手

◇トラウト選手

◇鈴木選手


◇ゲレーロ州選手

◎野球界で大活躍してる選手達です。
ボールの捉え方が良く似てるでしょう。
この様な共通する形で打てる様に成れば、活躍度も共通する事になるでしょう。

◎開かないスイングが出来れば、良いフォームと言えると思います。
開かないスイングは、左腕(右打者で、左打者は右腕)の使い方で出来ます。
トップスタイルからスイングが始まりますので、そこからの身体の使う順番が大事になります。
使う順番を、一番先に使う(動かす)のを左腕の肘(肘鉄を行う要領)にするのです。
そうすると、左肩が止まる様になってバットが出て来ます。
これで開かないスイングになります。

左腕は、「左肘からスタートさせたら手のひら返しの様に動かす」(腕の内旋)事です。
スイングしながら「左腕が上記の様に使えると」、とても良く打てて飛距離も伸びる!
よって、凄いバッティングが可能になるのです。