☆①~⑥の写真は、バッティングフォームです。

◎打てる打者になるためには?、を考えて。
先ず第一にフォームを考える事と思います。
「心技体が揃ってこそ」と言う事に行き着く事になるでしょうが、この中で第一を技術を先ず備える事からと考えます。

★3月14日(日)のブログ(とても良く打てるタイプの共通点とは)を見ると良く解ると思いますよ。

その技術とは、現在を含めて名を残しているレジェンド達のフォームから学び、ポイントになる所を決めて、そのポイントとの共通点を多く持つ事と考えます。
それが打てる為のフォームに繋がって行く事となると考えて指導しているのが、私の理論となっています。

その事から、◇印の写真(指導前のスタイル)には残念ながら共通点となるスタイルには至ってないと判断しました。

①~⑥の写真は、共通点を身に付ける方法に取り組んだフォームです。
共通点をを持てる感じになって来ています。
◇印の写真と比べる様に載せていますので、参考にして下さい。

①始動です。
①この時点は、どの様なスタイルでも構わない所です。
ヘッドの位置とバットスタイルを基準にしてトップから判断して行く事になります。
特に重要となるのが、トップからインパクト後迄です。
フォローは飛距離に関連するので、飛ばしたい選手は理想的なスタイルを作る様にです。

◇指導前の始動したスタイルです。
◇ヘッドが既に良い位置となるバットスタイルなので、トップでは変わっていない事がポイントになります。

②トップスタイルです。
②指導後のトップです。
ヘッドは少し移動したバットスタイルですが、
何とか頭の位置なのでギリギリ良しのスタイルとして、共通点が持てた事になります。
理想的な位置は、頭よりも捕手寄りになっているバットスタイルですので、徐々にでも良いので理想的に変わる様に頑張って行く事です。

◇指導前のトップスタイルです。
◇ヘッドが頭を越えて投手方向に入ったバットスタイルです。
ヘッドがこの位置からスイングが始まる訳なので、走って来るボールに対して的確に当てるのは難しいと思います。
よって、打てないタイプとしているスタイルとしたのが星野理論です。

③スイングの始まりのスタイルです。
③右肩の動かし方を指導しているので、右肩と右腰の位置が下がり過ぎないスタイルとなっています。

④インパクトスタイルです。
④両手がこの位置かだとボールに当たっているべきですが、寸前の状態です。
これは、左手の甲がもう少し前に向けば当たっているのです。
左腕の動かし方(捻る動き)が少し弱いからなので、鍛えて行く内に変わるでしょう。

◇指導前のインパクトスタイルです。
◇両手は指導後と同じ位置ですが、ヘッドは寸前ではなく少し後ろの所になっています。
右肩と右腰の位置が下がってと言うか、下がり過ぎと言える程のスタイルなのです。
一見良さそうですが、止まっているボールならば当たりますが、走って来るボールだと的確には当たらない可能性の方が高くなるスタイルです。

⑤インパクト後のスタイルです。
⑤右肩の動かし方によってこの様に極端な感じになっていますが、
左腕が伸びずに曲がっているのが原因です。
今後左腕がこの時点で伸ばし切れる様になれば、極端には見えない理想的なスタイルになるでしょう。
先ずは右肩の動かし方を覚えてもらう事に集中してもらいましたので、右肩の動かし方をやりながら、左腕を伸ばし切れる様に取り組んで行けば良いでしょう。

⑥フォロースタイルです。
⑥右肩が左肩よりもかなり高くなったスタイルで終わっています。
右肩が前(投手方向)に出る感じに迄なっています。
ヘッドが走り、尚且つこの右肩が前に出る形になれるので、的確率は上がる事は勿論ですが、飛距離が伸ばせるのが最大の効果をもたらすと考えたスタイルです。
そして腰のスタイル迄も連動しても変わりますが、大事な事(打てる為)なので今後もこの動作でバッティングをして行きましょう。

◇指導前のフォロースタイルです。
◇指導後のスタイルと比べると、上体のと腰の形に大きな違いが出ていると思います。
この違いが、結果にも違って現れる筈ですので楽しみにしましょう。