◆問題が起こる理由。
僕たちに「問題」が起こるとき、
たいていその問題を作り出すことで、
「密かに達成したいこと」が、
「問題の裏側」に潜んでいます。
たとえば、「問題」が発生して、
「キツい状態」になったときに初めて、
・誰かに相談ができたり、
・自分の弱い部分を吐露(とろ)できたり、
・人を頼ることができたり、
・自分を受け入れてもらえるということが確認できたり、
・相手との「つながり」を感じられたり、
そういったことを「達成」できるケースが少なくありませんが、
このようなことを「無意識」側が、
こっそり理解していると、
僕たちは、繰り返し、繰り返し、
「違う形の問題」を作り出して、
そのたびに、人を頼ったり、
自分の弱い部分を出して、
それを受け入れてもらったりするのです。
(問題の「見た目」は違っても、「根っこ」は同じ。)
◆僕たちが「本当に」感じたいこと。
こんなふうに、問題の裏側には、
「隠れた目的(密かに達成したいこと)」があって、
実は、さらに「その向こう側」にある、
「3つのこと」を感じたいという、
「人類共通の欲求」があったりします。
それは何かと言えば、
1)安心したい。
2)誰かとつながりたい。
3)自分を認めたい。
という3つになりますが、
いずれにしても、僕たちは、
1)問題を作り出すことにより、
2)自分が抑えていた(自分が自分に禁止していた)行動を取れて、
3)さらにその先にある「感情」を手に入れられる。
これらを、「無意識」側が理解しているため、
「根っこは同じだけど、表面的には違う問題」を、
何度も、何度も、起こすことになるのです。
【謎を解くためのヒント】
僕たちの人生に「問題」が持ち上がったとき、
こんなことを「自問」してみてください。
・そういう状況にならないと取らない行動は何だろう?
・その行動のうち、普段は「やってはいけない」と思っている行動は何だろう?
・「問題発生 〜 しぶしぶ起こす行動」の一連の流れで、得ようとしている感情は何だろう?
これについて考えてみると、
「絡まった糸」が少しだけ、ほぐれるかもしれません。
(ひと言で言えば、「この問題の目的ってなんだろう?」です。)
この文章を、ここまで読んでいるのであれば、
それは「糸をほどく」時期に来ているのかもしれません。
それぞれに、「絡まった糸」があるのなら、
「問題の裏側の目的」を見つけることから、
始めてみてはいかがでしょうか?
(日頃から「人に頼って」いれば、
そもそも「問題」なんて、起こらなかったりして?)
僕たちは、それぞれに「絡まった糸」を持った、
とても「愛しい存在」だと思いますが、
別に、わざわざ難しいことをしなくても、
けっこう、愛される存在だと思うのです。
(それを信じれなくなったのは、いつからでしょう。)
ひとまず、今日の話はココまでです。
「問題の目的」の糸口は見つかりましたか?
それでは今日はこの辺で。
きっと明日も良い日です。
Kenny
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