タロットカードリーダー星絵(ほしえ)です。
タロットに関する事で時々出てくるワード「逆位置」。
タロットをお使いの方には説明するまでもないのですが、
タロットに興味を持ち始めた方やこれからお勉強しようと思っている方に向けて
今日は「逆位置」についてお話しようと思います。
タロットには、「正位置」と「逆位置」があります。
正と逆は、カードの天地のことです。
こちらが「正位置」です。
次が正位置とは逆、
つまり上下反転したのが「逆位置」です。
よく「カードの意味を覚える」なんて言いますが、
正位置と逆位置の両方の意味を理解しようとすると…
タロットの大アルカナ22枚ならば、
正位置と逆位置で、22枚×2面=44通り、となるわけです。
大アルカナ+小アルカナのフルデッキならば、
正位置と逆位置で、78枚×2面=156通り、となります。
156って!…ちょっとクラッとするかもしれませんね(苦笑)。
逆位置でもベースとなるのは正位置。
正位置の意味を基本にして逆位置というとらえ方をします。
ですので逆位置といっても
正位置とは全く関係ない、
脈絡のない意味になる、
ということはないです。
けれども、
正位置と全く同じ意味かと言うとそうでもない。
正位置と真逆の意味かと言うとそうでもない。
微妙なニュアンスの違いと強弱の掴み方がポイントになってきます。
この辺が逆位置の難しさだな、と感じますね。
逆位置は、占い師さんによって採用していないこともあります。
「逆位置はとらない」なんて言い方をしたりします。
私は、ウェイト版タロットカードでは逆位置も採用しています。
OSHO禅タロットカードでは、逆位置は採用していません。
引いたときに正位置でも逆位置でも、すべて正位置として配置しています。
ですが、リーディングとして、逆位置のように判断することもあります。
カードによって逆位置を採用するかどうか決めてもいいかなと思います。
タロットカードではないオラクルカードでも
あらかじめ「逆位置」が設定されているカードもあります。
「ウィズダムオラクルカード」がそうでした。
これは【限界のところで】というカードの逆位置です。
正位置では、
勇気を持つ、思い切って行動する、克服する、というような意味です。
逆位置では、
怖れが大きくなりすぎている、不安で道を外れている、というような意味になります。
どこに焦点を当ててるか?その度合いの強弱は?
なんてところが逆位置のニュアンスになります。
話が脱線しましたが…
極論から言ってしまうと、逆位置を採用するもしないも自由です。
細かいニュアンスを活かしたリーディングをするなら、
逆位置を採用した方がよりリアルで細かい表現になるのではないかと思います。
これからタロットの勉強をするよ!という方でしたら、
まずは正位置だけをマスターして、それから逆位置を学ぶという方法もありますが、
最終的に逆位置を採用するならば、
最初の段階から同時に逆位置も学んでおくといいかなと、個人的には思います。
正位置をマスターし、いざ逆位置を学ぶとなった時、
つい正位置の意味でだけで完結し、逆位置の要素が入りにくいなど
正位置の意味で凝り固まってしまう可能性もあるので、
柔軟な思考でカードに取り組むことが大事かと思います。
(必ずこの方法が正しい!というのはないので、不安に思わないでくださいね)
本格的というより、まずタロットを体験したい!という方でしたら、
ちょっとややこしい逆位置のことは置いておいて、
正位置の世界観を楽しんでみるのがはじまりです!
まずはタロットに触れてみましょう!
興味を持ったなら触れてみることがいちばんですよ。
お読みいただきありがとうございました。
インスタグラム・noteでも発信しています。
タップorクリックしておすすみください。
オンラインzoomセッションも随時受付中です
※すべてのセッション・講座は予約制となります

セッション予約可能日時はこちら

対面セッションは個室ルームです

予約、お問い合わせはこちらから
ゆっくり話せてじっくり聞ける対話を大事にした複合的セッション
30分・60分・90分・120分
セッションの詳細はこちら



◆kanaiプレートアートセッション 60分
規定の枠にアートを書き込んでいく意識改革セラピー

kanaiプレートアートの詳細はこちら

セッションの詳細はこちら

対面セッションは個室ルームです


セッション予約可能日時はこちら

予約、お問い合わせはこちらから