今日は看護の日、ナイチンゲール生誕から200年
似顔絵を描きたかったはずが、二枚とも全く似てないことはご勘弁ください。
彼女を笑わせてみたかったのですが失敗。
5月12日はナイチンゲール生誕の日であることから、「看護の日」とされています。
しかも今年は生誕200年のはず。
世界的に、毎年この5月12日の週かその前後の週でなんらかの看護に関するイベントが開催されています。
日本でも、例年通りなら全国各地でさまざまなイベント(健康相談会、勤務の様子を紹介する展示、入院患者へのプレゼント、子ども達の看護師体験、地域との交流等)がされていたはずですが、コロナ禍により中止になっているところが多いでしょうね。
今まで入院したことある?
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私は今まで両手の指で数えなければ数が足りないくらいは入院してます。
何ヶ所か手術してますし、ステロイドパルス療法も何回かしてます。
今は落ち着いてますが、若い頃はずっと病院通いで薬もたくさん飲んでました。
働きながら通院するのは大変な人が多いでしょうが、私は土日祝日に働いて平日が休みのことが多かったので、平日の仕事が休みの日を通院に使っていました。
ゴールデンウィークは働いてることが多くて、連休が終わって落ち着いた翌週に自分の外来の予約が入ることが多く、待合室に座っていると看護週間のイベントで小さな制服を着たちびっ子ナース達にプレゼントをもらうことがありました。
ゴールデンウィークに限らず、働いていた頃の私は、土日祝日もお盆も年末年始も、世間一般でお休みの日に出勤するのが普通の職場でした。
出勤すると拘束時間は十数時間、食事休憩すら取れない日もよくありました。(倒れたら困るのでなんとか水だけは飲む)
そういう仕事も世の中にはあるのです。
それぞれの立場…の続編を描きたい気持ちはあるのですが、長引けば長引くほど状況が複雑で…
辛い思いをする人が少しでも減ることを願うばかりです。
こちらも前に載せたイラスト
赤い文字を追加してみました
一般の人ができる一番の協力は、不要不急の外出をやめて感染を広げないこと。
自治体や企業で医療従事者のために食事や宿泊先の支援をしているところもあるので、お住まいの地域で協力できそうなところを探してみてください。ふるさと納税もあります。
感染の危険がある中で働いている人達が、マスクを洗って使い回しているとか、不要不急の外出者のせいで出勤中にも感染の危険に晒されるとか、子どもが保育園で仲間外れにされるとか、あってはならないはずです。
自粛が長引けば経済がまわらず、金銭的な死を迎える人達がいるのはわかります。
でも、感染者が増えて医療機関が対応できない、医療機関が対応できないためにコロナ以外の病気の人さえも助けられない、そうなったら取り返しがつきません。
命は失ったら取り戻せない。
医療従事者も、生きている一人の人間です。
ナイチンゲールはバリバリ理系の統計学の先駆者で、医療の基礎を築いた人の一人。
私達がいま常識だと思っている「病院は清潔な場所であること」も、ナイチンゲールが統計で証明して偉い人達を説き伏せたことで実現するようになりました。
ナイチンゲール生誕から200年。
いつも読んでくださってる方ありがとうございます。
今日は北海道の話とフィリピンの話どちらもありません。
次回以降は、5月お誕生日ケーキイラストや、アマエビ(アマビエじゃなくて甘エビ)のお話などを予定しております。
看護師に対してしないで欲しいこと
プライベートで健康相談すること
バイキン扱いすること
潜在看護師へ復職を強要すること
