公開当初から観たいと思っていた

すずめの戸締りがAmazon primeで

レンタルが始まったということで観ていました!




画像お借りしました!


新海誠監督の映画なので観たいと思っていたのですが

前情報ほぼゼロで観たのですが


東北大震災がテーマになっていたのですね。

私はレンタル期間5回観たのですが

そのうち1回、一緒に観た夫が

『これは観れない人いるし、、ダメでしょー。』と言っていました悲しい



調べてみると、やはり賛否両論あるみたいなので…



この時点であんまり…と思った方は

そっとブログを閉じて下さいね。


ネタバレも注意です!





ここからは私が感じたこと(完全な主観)を

綴りたいと思います。




私は鹿島神宮と香取神宮に何度か行ったことがあるのですが


そのふたつの神宮では


地震の大ナマズの頭と尻尾を要石で抑えていると言われています。



要石について詳しくはこちらをご覧ください



劇中で表現されているミミズは

この大ナマズのことかなぁ〜と思っています。



そして、劇中ですずめが

大事な大事な要石を抜いてしまうのですが

その要石が姿を変えたのが子猫のダイジン



人のいなくなった廃墟にある扉から

ミミズが出てくるんですけどね


そんな廃墟で存在も知られず、感謝もされず

それをただただ押さえてたんです。



そしてひょんなことから自由になったダイジンは

すずめから優しくされて

きっと嬉しかったんだと思うんです。

すずめのことが大好きになって

一緒にいたかったんですよね、ただただ純粋に。


ダイジンが抜けたおかげで(何も知らずに抜いちゃったのはすずめちゃんなんだけど)


すずめとそうたは大変なことになるし

日本は大地震の危機に何度も曝されるんですけど…




鹿島神宮の要石はパワースポットとして知られていて

そのパワーを頂きに人が集まりますよね。


少なくとも私はパワーを頂きに行ってました。



地震を押さえてくれているのに

もらうことばかりを考えていたな〜。と思ったんです。


地震を押さえてくれていることに感謝もせずに

パワー下さい、パワー下さいってしてた。



あー、ばかだったな。



と、思いました。



ずっとずっとそこにいて

役目を果たしてくれていることは

当たり前かのようにして。



そういう見えていない当たり前を守ってくれている存在がいることを

忘れてしまっていたり、当たり前と勘違いをしてしまうんだなぁ。



ラストですずめが

『今までも私は沢山のものをもらってた。』というセリフが

私はここに繋がったのです。


そしてそうたの

『人の想いの重さがその土地を鎮めている』というセリフも


土地を守ってくれている神様や見えない存在

その土地の思い出など


忘れてしまったり

当たり前のようになっていることに

想いを寄せることの大切さを受け取りました。


今度、鹿島神宮や香取神宮に行ったら

要石にも感謝を伝えに行きたいと思います🙏



神様も、それ以外の当たり前も、当たり前と思っている日常も

気が付かないような小さなことも



今、生きている。ということは

絶対に誰かや何かのおかげ様で

奇跡であることを忘れないでいたい。



と考えさせられる映画でした。

5回観ても同じシーンでいつも泣く😭


というわけで賛否両論あるようですが

私はとても好きな映画でした😊